君のために
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#1 [ゆん] 10/12/20 20:45
「今日から転校してきた、神崎結菜さんだ。」
「どーもよろしくー」
160センチ程のスラッとしたモデルの様なスタイルに、透き通る様な白い肌の女。
腰まで伸びた栗色の長い髪がゆらゆらと風になびいていた。
大きな力強い瞳にヘラッとした態度。俺は少し不快感を感じ目を伏せた
*
#2 [ゆん]
「じゃああそこの空いてる席に座ってくれ」
「はーい。」
そういわれ女が座った席は、俺の隣の席だった。
折角一人で居心地の良い席だったのに最悪だ。一瞬で居心地が悪くなり眉間に皺がよる
「じゃあ皆仲良くしてやれよ」
そういって武井(担任)は教室から出ていった。
*
:10/12/20 20:55
:N01B
:ZztkXPSQ
#3 [ゆん]
「初めまして。俺竹内宏介(こうすけ)よろしく」
結菜「よろしく。」
「わたしは亜美、よろしくね。」
俺の前に座る親友の宏介は本当にお人好しな奴だ
。
その隣に座ってるのが亜美。
中学の頃からの仲でコイツも宏介と仲良いからよく一緒に行動する。
*
:10/12/20 21:08
:N01B
:ZztkXPSQ
#4 [ゆん]
宏介「大俄も自己紹介しろよ」
「………」
何で俺が自己紹介しなきゃいけねーんだよ。めんどくせぇ。
宏介「ごめんね結菜ちゃん。こいついつもこうなんだ。」
結菜「別に平気。」
宏介「あ、でこいつが大俄(たいが)。悪い奴じゃないんだ。だから仲良くしてやって?」
結菜「うん」
俺は女が嫌いだ。
*
:10/12/20 21:20
:N01B
:ZztkXPSQ
#5 [ゆん]
いちいちキャーキャーうるせぇし、何も知らねぇ癖に好き好き言ってくるし。
それにちまちました態度が無性に俺の感に触る。
だから俺は関わりたくない。
*
:10/12/20 21:25
:N01B
:ZztkXPSQ
#6 [ゆん]
* * * *
次の日俺は一限目から屋上でサボっていた。
ま、授業なんてだりーし。俺の席もあの女のせえで居心地悪くなっちまったし。
一人冷たいコンクリートに寝そべり空を見上げる。
季節は12月。突き刺さる様な冷たい風が今は何だか丁度いい。
*
:10/12/20 23:26
:N01B
:ZztkXPSQ
#7 [ゆん]
そっと目を閉じれば、それと同時に開く屋上のドアの音。
キィー…
ちらっと目をやれば、あの女の姿。思わず眉間に皺がよる。
結菜「あからさまに嫌な顔(笑)」
大俄「………」
クスッと鼻で笑うとそのまま近くのてすりに寄りかかった。
*
:10/12/20 23:35
:N01B
:ZztkXPSQ
#8 [ゆん]
結菜「そんなあたしの事嫌?(笑)」
うっすら笑みを浮かべながら俺に言う。俺はその態度に少し苛つき目を閉じた。
結菜「ふーん。完全無視?あ、もしかして人見知り?(笑)」
それでも話を続ける女。
ほんと女ってうぜぇ。
*
:10/12/20 23:39
:N01B
:ZztkXPSQ
#9 [ゆん]
結菜「…あ、もしかして女恐怖症的な?喋れないの?クスッ」
大俄「ちげーよ!」
余りにも適当な事を言いまくるそいつについに苛々が募って言い返した。
結菜「なーんだ。喋れんじゃん」
大俄「…るせー。」
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:10/12/23 23:25
:N01B
:2h.WSotA
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