街角レストラン
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#1 [ココロナシ] 10/12/25 01:12
いらっしゃいませ。


オーナーの「ひとつばし」と申します。


今日はどのメニューにしますか?

#2 [ココロナシ]
0001

⏰:10/12/25 01:21 📱:P01B 🆔:☆☆☆


#3 [ココロナシ]
真剣な面持ちで一枚を紙を握る彼女


「ほんとにあったんだ…」


彼女が立っている前には古びた壁にドア、さらに年期が入った木製看板に[街角レストラン]と白色のチョークで書かれてある。


彼女は覚悟を決めたのか、ドアを開けた。ドアが「ギギッ…」と古びた音を出す。


恐る恐る目を中に向けると…

⏰:10/12/25 10:54 📱:P01B 🆔:☆☆☆


#4 [ココロナシ]
赤色の汚れひとつないカーペットに整理された机。お客はまだかと待ち構えている雰囲気を醸し出している。


彼女は外見との違いに驚き呟いた「き…綺麗…」


『ありがとうございます』
彼女の呟きを裂くように、後ろのドアから若い男が一名出てきて、綺麗でどこか気品のあるお辞儀をした。

⏰:10/12/25 11:04 📱:P01B 🆔:☆☆☆


#5 [ココロナシ]
若くスラッとした男は笑顔で『どうぞ』と椅子を引いた


「ありがとうございます」と小声な彼女が座る


若い男は机の前に立ち、
『では、始めまして。私がオーナーで、名前は漢字で一 一と書いてヒトツバシ ハジメと言います』と一礼をして『こちらはメニューでございます』とメニューを差し出してきた。

「あの…今日は…『わかっております、その前に腹ごしらえを』」

そう、彼女はご飯を食べに来たわけではない。
彼女は相談に来たのだ。

⏰:10/12/25 11:14 📱:P01B 🆔:☆☆☆


#6 [ココロナシ]
『では、かしこまりました…』
メニューを抱え去っていくオーナー。


しかし、本当に綺麗で机には埃(ホコリ)ひとつない


料理を待っている間
彼女は思い出していた。

このレストランの噂を…――




このレストランに行けば人生をかえることができる

このレストランに行けば世界がかわるらしい

このレストランに行けばすごいらしい

⏰:10/12/25 11:29 📱:P01B 🆔:☆☆☆


#7 [ココロナシ]
都市伝説だと思っていたけど、存在したなんて…


厨房のドアの向こうからオーナーとは違う若き人が料理を片手でシルバートレイに乗せ器用に運んできた。


『こちらがクリームシチューでございます』
綺麗な指。置き方もまったく自分は作法とか知らないけど上品さを感じた。


『では、ごゆっくり…』
ニコッと笑って厨房へ消えていく姿も美しかった。




「いただきます。」
見た目は普通のクリームシチューだが、美味しく、緊張が一気に解れ(ホグ)涙が出てきた。

⏰:10/12/25 11:40 📱:P01B 🆔:☆☆☆


#8 [ココロナシ]
彼女said


あまりの美味しさに涙が出たのか、緊張が解れて出たのか、辛いことがあって涙が出たのか
私にはわからなかった。



私が料理を食べ終わり涙も引いた頃、厨房からオーナーが出てきて、『では、今日はどのような相談で?』オーナーはさっきとは違い真剣な面持ちで聞き出してきた。

そう私はこの日をどれほど待ちわびてきたか…

⏰:10/12/25 11:49 📱:P01B 🆔:☆☆☆


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