意識
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#1 [朽月◆x1A9Gm5FLQ] 11/01/03 14:12
愛を知らない君に
愛を教えることは
容易くはなくて
#85 [朽月◆x1A9Gm5FLQ]
「わかんないじゃん、密室とか行ったら確実危ないよ?彼」
「そうかもね」
現に、服に手までかけやがった。
:11/01/03 14:50
:PC
:ePJPcXxU
#86 [朽月◆x1A9Gm5FLQ]
「ってか密室じゃなくても危なそうなニオイぷんぷんしてるし。耳元で囁かれただけでもう駄目って感じみたいだし?」
「随分詳しいみたいだけど」
「えへへ、クラスの女の子達の噂話で〜す」
楽しくなりそう、なんて続けた彼女は本当に先程まで怒っていた当人なのか。
:11/01/03 14:50
:PC
:ePJPcXxU
#87 [朽月◆x1A9Gm5FLQ]
喜怒哀楽の本当に激しい女だとくすりと小さく笑みを漏らした。
それから色々と九条四季の噂を聞いたけれど、どれも彼がしそうな甘ったるい事ばかりで私の求めている彼の姿は一つも無かった
:11/01/03 14:51
:PC
:ePJPcXxU
#88 [朽月◆x1A9Gm5FLQ]
「でもさ、
愛ちん、本気なの?」
数歩前を先程まで笑みを零しながらスキップしていた彼女が不意に振り返り此方を向いた。
酷く、心配した顔をしている。
:11/01/03 14:51
:PC
:ePJPcXxU
#89 [朽月◆x1A9Gm5FLQ]
「好きにさせてくれるか、試してるだけだから」
「‥本当?」
「追いたいだけだから。それに、深入りした方が多分私には合ってる」
「でも、本当にもう傷ついて泣きたくなって耐えられなくなったら言ってね?美月が絶対九条くん、殺しちゃうんだからっ」
:11/01/03 14:51
:PC
:ePJPcXxU
#90 [朽月◆x1A9Gm5FLQ]
現に今差している傘を凶器だと言わんばかりに振り回してみせる
彼女なら本当にしてしまいそうだと口元が緩んだ
:11/01/03 14:52
:PC
:ePJPcXxU
#91 [朽月◆x1A9Gm5FLQ]
「ん、有り難う」
そんな彼女が時々、どうしようもなく自分の中で赦せない存在になってしまう時がある。
少しも私の事を理解していない。信頼はしている、だけど理解はしていない。
:11/01/03 14:52
:PC
:ePJPcXxU
#92 [朽月◆x1A9Gm5FLQ]
彼女と知り合ったのは、高校二年の四月‥今から一年ほど前だった。
酷い噂で持ちきりだった私に近づいてくる女はこの子だけで、適当にあしらう私に何処までも妹のようにくっついてきていた
:11/01/03 14:52
:PC
:ePJPcXxU
#93 [○○&◆.x/9qDRof2]
↑(*゚∀゚*)
:22/10/19 18:28
:Android
:A4ZzuHng
#94 [ん◇◇]
:22/10/27 12:19
:Android
:DE5DdzBs
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