完璧王子様。
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#1 [あー汰] 11/01/14 21:54
あの日出会ったあいつは――……
完璧な、王子様でした。
完 璧 王 子 様 。
――――――――
こんにちは!!
ここでの小説は初めてのあー汰です。
乱文、駄作ですが、見ていただければ嬉しいです。
誤字、脱字があれば訂正いたしますが、見逃しているところがあれば報告くだされば嬉しいです。
#2 [あー汰]
―キャスト―
・西園寺 翼 (15)
サイオンジ ツバサ
・三条院 大地 (15)
サンジョウイン ダイチ
・西園寺 華 (15)
サイオンジ ハナ
・春日野 司 (16)
カスガノ ツカサ
:11/01/14 22:03
:PC
:wREjEGYE
#3 [あー汰]
「何だ、親父。 話って。」
西園寺家の跡取りである翼が脚と腕を組んで偉そうに言った。
途端に妹の華が少し焦ったように言った。
「お、お兄様! 親父だなんて、失礼ですわよ!!」
「いいんだよ、華。
全く。 華は良い子なのに……翼は誰に似たんだか。」
「間違いなくあんた似だね、俺は。
嬉しくないけど。」
小さな父の皮肉に翼は小さな皮肉で返す。
翼の父は苦笑した。
「で? 話は? さっさと用件言えよ。」
翼は睨みながら言う。
すると、途端に翼の父親は真剣な顔つきになった。
「翼、華。
……お前達は、鳳学園に通いなさい。」
「……はぁ?」
……翼は大きな目を見開く。
華も驚く。
「……用件はそれだけだ、私は忙しい。 仕事に戻る。
それと華、今夜は一緒にご飯食べような。」
翼の父は華に言い残し書斎に戻った。
翼と華は翼の部屋に向かった。
:11/01/14 22:09
:PC
:wREjEGYE
#4 [あー汰]
「……意味分かんねぇ……っ。」
翼が苛立ったように声を荒げる。
華は困ったような顔をした。
「……お父様……何を考えているんでしょう……。」
華が不安げに翼を見る。
翼はその視線に気付き、華の頭を撫でた。
「大丈夫。 お前は俺が守るから……。」
翼と華は双子。
だが翼の方が出てきたのが早かった。
「お兄様……。」
「それにしても、何だって鳳学園なんて……。
あんな不良校に入れようだなんて、親父は何考えてんだ。」
鳳学園――……。
共学ではあるが、女子が少ない。
所謂“不良校”で、悪い噂が後を絶たない。
翼と華は、名家と資産家の家の子供。
英才教育を受けていて、頭はかなり良い。
特に翼は跡取りとして、教育を受けた。
そのお陰で、文武両道。
おまけに容量もよく、容姿も整っている。
どこへ行っても、何をしても高評価を受けた。
「……意味分かんねぇ……っ。」
翼は溜め息を吐いた。
:11/01/14 22:18
:PC
:wREjEGYE
#5 [あー汰]
「あー……だめ、訳分からない。
華、俺、ちょっと散歩してくる。」
「え……今、もう夜ですわよ?」
「大丈夫ー。
それじゃあ俺ちょっと言ってくる。」
翼は上着を着て、散歩に出かけた。
「あー……分からないなぁ。」
翼は頭を掻き毟る。
何も確認せず角を曲がった。
すると翼は勢いよく誰かにぶつかった。
「……あ、悪い。 ……大丈夫か?」
ぶつかった所為で翼は尻餅をついた。
「あぁ。 別になんとも無い。」
翼は立ち上がった。
「……ま、待って――!!」
腕を掴まれ驚いて振り返った。
目に入ったのは驚くほど整った容姿の少年だった。
:11/01/14 22:28
:PC
:wREjEGYE
#6 [あー汰]
「……な、名前は?」
「はっ?」
翼は初対面であるはずの少年に戸惑う。
翼はマジマジ少年を見る。
……こんな奴……一度見たら忘れないと思うんだけど……。
どっかで会った事あったかなー……?
「なぁ、俺とお前……どっかで会った事あったっけ?」
「いや……多分、無い。」
「……。」
翼は顔を顰めた。
「翼。」
「え?」
「翼。」
翼はそう告げると、踵を返した。
少年は呆然としていた。
:11/01/14 22:29
:PC
:wREjEGYE
#7 [あー汰]
「おかえりなさい、お兄様。」
「ただいま。」
「……随分、早かったんですね?」
華が翼に問うと、翼がはぁっと溜め息を吐いた。
「何か、変な奴がいてね。」
翼はそう言うと、ベッドに寝転がった。
「なぁ。」
「はい?」
「……鳳学園って、全寮制じゃなかったっけ?」
翼の問いかけに、華が俯いた。
「……全寮制……です。」
華の答えに、翼がはぁッと溜め息を吐いた。
:11/01/14 22:33
:PC
:wREjEGYE
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