… 極 楽(18禁)愛 戯 …
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#53 [夢。*]
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12時に起きて蓮の部屋を覗くとちゃんと戻ってて安心した。 大手の秘書なのに、平日こんな時間まで寝てて大丈夫なのかなあ?と思いながらも、あたしは湯船に湯をためて半身浴の準備をする。
「お酒ちゃんと抜かないと。」
あたしはキッチンで簡単にサンドイッチを作るとそれとコーヒーを食してからバスタイム。
30分ほど浸かったらお化粧タイムにはいる。
何よりも時間がかかるのが服選びだ。
あたしは優柔不断の固まりだから、すぐにあれかな?これかな?と普段から悩む癖がある。
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:11/02/14 03:41
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#54 [夢。*]
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2時45分…待ち合わせの場所までタクシーを拾って急ぐ。 遅刻するのは嫌いだから少し早めにつく予想で15分前。
セットができてないから、ブロウして帽子をかぶって出てきた。
「…えと、龍咲さんどちらにいらっしゃいます?」
「…こっちこっち!」
近くで声がする。
帽子にグラサンをしたカジュアルな服装の龍咲さんは、いつもより優しそうなイメージだ。
「…さてお姫様、お茶でもしましょうか?」
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:11/02/14 03:45
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#55 [夢。*]
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「甘いの好きなんだな。」
お洒落なカフェで甘いラテを頼むあたしをみて優しく龍咲さんが微笑む。
彼はブラックを飲んでる。
「…俺、いま勝手に初デートの相手は俺…とかおもってるけど…痛い?」
あ、でも初めてだ……
「え、いえ……他のお客様とはご飯食べてか店前同伴なんで……こうゆうのは初めてです…」
少し恥ずかしい。
あたしは未だに龍咲さんの目を直視して話すことができない。
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:11/02/14 03:48
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#56 [夢。*]
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「よし、初デートの相手は俺、ね。 次はどの初体験いただこうかな。」
子供みたいに無邪気に笑う龍咲さんはなんだか楽しそう。
「…でも寝てないんじゃないですか?大丈夫です?」
「いや、花梨とデートだし寝る時間あったとしても寝れてないよ、緊張して。」
ほんとに、と念を押す彼。
「…花梨、お願いひとつだけ聞いてくんない?」
「はい?」
「…俺のこと龍て呼んで欲しいんだよね。」
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:11/02/14 03:53
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#57 [夢。*]
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「…俺本名が黒崎龍て言うんだよね。 花梨は龍咲さんって呼んでくれるけど……下の名前だと嬉しい。」
「龍…さん?」
また、さん付けする~て言いながらふてくされる龍さん。 だってまだ出会って3日目だもん。 年上だし…
「じゃあ、あたしも凜でいいですよ。 花梨て言われ慣れてないですし。」
「凜て名前なんだ!」
ぴったり、と言う龍さん。
「…さてっと…次はなにしにいこうかな~~」
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:11/02/14 03:58
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#58 [夢。*]
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「…凜って何がすき?あ、甘いもの以外でお願いします~」
「あたし、基本嫌いなものはないです。 何でも楽しめるタイプだとは思うんですけど……」
あ、と言うと龍さんはあたしの手をぎゅっと握ってスタスタと歩き出す。
「あっあの……手……///」
あたしが照れても気づいてくれる気配はなし。
ピタッと止まると、手つないだのも初めて?とあたしの顔をみて言うと、嬉しそうににっこり微笑んだ。
「ゲーセン♪」
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:11/02/14 04:02
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#59 [夢。*]
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ゲーセンなんて友達と数回プリクラ撮りにきた、くらいしかない。 興味はあるけど、学生時代は勉強一筋なとこがあったからなあ。
「ゲーセンとか来るタイプじゃなさそうだからあえて…♪」
としゃべってる間に大好きなキャラのぬいぐるみを発見してUFOキャッチャーに張り付くあたし。
「かわいい…」
そうなんです、あたしぬいぐるみが死ぬほど好きなんです。
「凜、どれが欲しいの?」
「あのピンクと黄色とみずいろ…あっ、でも紫もかわいいなあ~…」
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:11/02/14 04:05
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#60 [夢。*]
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数分後…
「わあいっ♪」
あたしは手にピンクと黄色、水色に紫のぬいぐるみを抱き抱えてゲーセンをうろうろしてた。
「ほら。」
袋の中にそのぬいぐるみを入れて、じいっと眺める。
「…ありがとう、龍さん♪」
「こんなに喜んでくれると思わなかったよ、ぬいぐるみで…」
気づけば6時。
7時にセットしにいかなきゃ遅刻しちゃう。
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:11/02/14 04:09
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#61 [夢。*]
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「じゃあ店の近くで軽く休憩してからセットしにいこっか。」
ほら、といってぬいぐるみが入った袋をヒョイと手にとるとまたあたしの右手をぎゅっと握る。
「…あの…こうゆうのはつき合ってから、とかじゃないんですか?」
「違うよ! 凜が迷子になりそうだから繋いでるだけ。」
絶対迷子にならないもん…///
あったかくて嫌いじゃない。
「ここのモンブランうまいって客言ってた気がする。」
指をさしたのはモダンなケーキメインのカフェ。
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:11/02/14 04:13
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#62 [夢。*]
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あたしは甘いものに目がないため、うんうんと頷くとそこに入って早速モンブランを頼む。 彼はまたブラックを飲んでる。
甘ったるミルクティーにモンブランで幸せいっぱいに包まれてる。
「…しあわせ♪」
「可愛いなあ…凜は子供だな。 みてて飽きないよ。」
馬鹿にされてる…
「そろそろセットしてから時間あれば軽くご飯たべていこっか?」
立ち上がるとあたしは龍さんのあとを追いかける…そうだ、龍さんはお客様なんだった。
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:11/02/14 04:18
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