夢と愛と絆～やりなおそう～

とある学校の
更正までの道のり

私立山田高等学校

大輔「はいっ!」

校長「大輔
この学校みて
どう思った?」

大輔「俺がどうって
言えないけど
昔はあいつみたいな奴
腐った目したやついなかった」

校長「お前らの時代は
みんなキラキラした目してたな
卒業するときな」

苦笑いする

～６年前～

雨宮校長「大輔
タバコ一本くれ」

大輔「先生が生徒に
たかっちゃダメだよ」

笑いながらタバコを
渡す

ｶﾁｶﾁ
スー

雨宮「大輔悪さするのは
いいけど
自分のやることに唾はくことはするなよ」

大輔「先生わけわかんねぇよ」

笑いながら言う

雨宮「大人になれば
わかるよ」

大輔「校長
あんときの言葉の意味
今でもわからないよ」

校長「そのうちわかるよ
大輔この学校変えてくれ
お前の力で」

大輔「うっしゃー」

校長「1年2組の
担任頼むよ」

大輔「わかりました」

ｺﾄｺﾄｺﾄｺﾄ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

大輔「おは」

ｶﾞｯｼｬﾝ

なんだこれ?

大輔は心の中で
思った

まさにたまり場に
なっていた

ガヤガヤガヤガヤ

大輔「おはよー」

ガヤガヤガヤガヤ

高安「誰だお前?
このおっさん知ってる人ー」

シーン

高安はタバコをふかしてる

大輔「お前タバコ
教室で吸うな」

高安「なにいってるか
わからないよ」

笑いながら言う

大輔の中でなにかが
切れた

大輔「高安豊
タバコ吸うなってんだよ!」

ﾊﾞｺﾝｯ

黒板を叩きながら
言った

高安「うるせーな」

ｶﾞｼｬｯ

高安は机を蹴飛ばす

ﾄｺﾄｺ

大輔「ふざけんなよ
てめぇー!」

バシッ

高安を殴った

高安「てめぇー
何すんだよ!」

大輔「高安何しに学校きてんだ?」

高安「暇潰し」