無題
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#1 [我輩は匿名である] 11/03/07 11:38
とりあえず、路線とか尺をあまり考えずに書いていこうと思うので無題でやらして頂きます。
良かったら読んでいって下さい。
#2 [我輩は匿名である]
冬、それは受験生をはじめ様々な人々が忙しくなる季節。
忙しく参考書なんて物を読みながら歩いていく人々も、それを見て気持ちが沈む俺もきっと例外じゃ無いだろう。
しかしイルミネーションで色付けされた街並みを見るとだな、もちろん天国なんて物は信じちゃいないし、まして幽霊などと云う物に盛り上がる事すら出来ない俺だが今日くらい多少はロマンチックな出来事に期待してもいいだろうと思ってしまう訳だ。
:11/03/07 11:53
:N06B
:28da63k6
#3 [我輩は匿名である]
そんな期待を嘲笑うかの様に雨が降りだした。
これだけ寒いんだ。カップルを盛り上げる為に雪でも降らせばいいものを、神様は気遣いってモンが欠落してるとしか思えないね。
なんて悪態つきながらポケットに手を突っ込んで、濡れたくないと云う気持ちがそうさせるのか無意識に早足になっていった。
:11/03/07 12:03
:N06B
:28da63k6
#4 [我輩は匿名である]
世界を斜めから見る様な、実に回りくどい言い回しをしてしまった。
だけど今回は人々に夢も希望も与えない神様がなんの気紛れなのか夢の様な奇跡を与えてくれたんだってお話。
「君も、雨宿りかい?」
ビルの入り口で肩を震わせて立っている女の子が居るという光景があまりにも滑稽で哀れみの様な気持ちだったのかまでは定かではないが、自然に話しかけてしまった。
:11/03/07 12:18
:N06B
:28da63k6
#5 [我輩は匿名である]
すると必然的に気が付く。
服装の違和感、クリスマス一色の街並みからは明らかな不自然。
それは、この時代には珍しい貴族の様な服装。
「おま……」
疑問を問いかけようとしたが、その言葉は口頭で詰まった。
突然、眠気と吐き気が襲い掛かってきたのだ。
「やば……意識が……」
「―ミツケテ」
薄れていく意識の中で、そう聞こえた気がした。
そして、静かに意識を閉じた。
:11/03/09 16:03
:N06B
:XLF2V8/E
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