ﾋﾖｺドラ

はじめましてー!!

気軽に楽しく読んでいってくれれば
うれしいです。

コメントもくれたらうれしいです!!

ﾋﾖｺドラ―

「やだやだぁ！なっちーは私のだもん！」

「はははっ♪嬉しいよ！ってひーちゃん危ない『ドンッ!!』

「いったあああああ!!」

「やっちったなこりゃ…」

ボコッ!!!!!!!

「なにすんだよ！」

っん？なにコイツ私に逆らおうってゆーの?
「じゃま!!」

「あんたがよそ見してたんだけど。」

「まあまあ君今日はこのへんにしておきなさい。」

ボコッ!!!!!!!!!!!!!

「あーあ言ったこっちゃない。」

「いってぇ。」

「ふんっ!!あんたが悪いんだからね！」

「大丈夫？血が…」

「なっちー行こ!!」

「ひーちゃんさき行ってて、私保健室行ってくる。」

ほっとけばいいのに…

「わかった…」

竜馬―

「大丈夫ですか？」

なんなんだよアイツ。

「大丈夫なわけないだろ。」

「ですよね…すみません。」

「なんであんたがあやまんの？」

「なんででしょう？分かりません。」

「なんだそれ。」

ガラガラー

「あれ誰もいませんねー」

「うん」

「じゃあ勝手にやっちゃいましょう!!」

はっはい？

「勝手に使っていいの？」

「分かりませんけど、まあ一応緊急なんで!!えっとまずは消毒液… あった」

「案外こーゆーのんって簡単ですね!」

「それはてきとーにやってるからだと思うけど…」

「っですね♪ ちょっとしみるかも…」

「うぅっ」

「ひーちゃんも派手にやりましたねぇ。」

「ひーちゃん？」

「はい。神崎ひよかでひーちゃんです！」

ああ。

「っあ！そーいえばまだ名前聞いてなかったですね！」

「あっ、俺は坂口竜馬(ｻｶｸﾞﾁﾀﾂﾏ)。今日からこの学校に来た」

「あー！噂の転入生ですか？ちょうど仲良くなれたらいいなあって思ってたんですよ！」

そんなこと思ってくれてたんだ。

「私は崎谷夏音(ｻｷﾀﾆﾅﾂﾈ)です！なっちーって呼んでください！」

ちっちか！

「…おぉ」

「どおかしました？顔赤いです。」

「っじゃあ俺用事あるから、ありがとな!!」

「えっ！ちょっと。」

あれ以上近寄られたら俺がおかしくなる。

「はぁ…」

「何ためいきついてんの？」

ひよか―

「何ためいきついてんの？」

ってゆうかなっちーどこだろ。

「いやべつに…」

「なっちーは？」

「なっちー？ああ、保健室だと思う…」

何コイツ…

「なんで顔赤くなってんの？気持ち悪い」

「はっ？ちょっ！」

保健室っとぉ。

ガラガラー

「あっ！竜馬君？」

竜馬？

「誰そいつ」

「あっ！ひーちゃん。」

「竜馬って？」

「さっきの、えっとぉ…ひーちゃんにぶつかってきた人!!あの人転入生なんだって！」

「ふーん。興味ない。」

「ひーちゃん。あれはよそ見してたひーちゃんだって悪いんだよ?」

「なっちーは正直どっちの味方なの？」

「別にどっちの味方でもない！」

「うー、」

「あっ！神崎さん。」

んっ？ああああああ!?

「春っ春っ春馬っっ君！」

「ひーちゃん噛みすぎ。」

「うっうるさい！」

「ははは。今日ちょっと用事があるから委員の仕事たのんでもいいかな？」

「うん。わかった♪」

うぎゃー。あこがれの春馬君と

しゃべっちゃった。

春馬君は私の初恋の人♪

柴田春馬 (ｼﾊﾞﾀﾊﾙﾏ)君!!

「じゃーよろしくね。」

「はい!!」

「顔まっかっかぁ♪」

「うーるーさーいー!!」

「ひーちゃんって分かりやすい！」

「ふんっ!!」

好きなんだもん！しょーがないじゃん！

しかも今日は勇気ふりしぼって

コクるって決めたし!!

ﾆﾋﾋ…

「なににやけてんの？」

「にやけてなんかない！はやく教室行こ!」

私はなっちーの手をひいて教室に向かった。