こんなに広い地球の中で

君と出会って同じ気持ちになれたのに

どおして手放してしまったんだろう

どおして突き放してしまったんだろう

どおして…

深く傷ついた彼女を見て

安心してる自分…

『最悪だ。』

わかってる でもあの時は

こうするしかなかった…

ちがう、こうしないといけなかった。

じゃないと

もっと君は傷ついたはずだから

もっと君は泣きじゃくったはずたから

でも結局僕がしたことは

間違いだったんだね。


それ以上に君を傷つけてしまった。


あの日君が最後に俺に言い残した言葉…

『後悔なんかしてないよ…』

それがどういう意味だったのかは

分からない。

でも1つだけ分かる、





君は俺と出会って後悔なんかしなかったってこと。

ドンッｯ!?

「いったぁああ!!」

「大丈夫由美!」

いってぇなあ!!なんだよ！

「もぉ!ちょっと誰!?」

「俺だけど。」

「あんたねぇ、ぶつかってきといてゴメンもないの？」

ああ!?

「ぶつかってきたのはどっちだよ!!」

「はあ!?」


俺たちはやっぱり会ったときから
言い合いしてたよな。

あの時もそーだったよな…
あの時の由美は泣きじゃくってたっけ。
俺は強気で由美をせめてた。
今になったら本当に俺って最悪だ…

「あんた名前は!?」

「はあ!?」

「名前はっていってんだよ!」

言うべきなのか？

「竹谷一馬ﾀｹﾀﾆｶｽﾞﾏ」