君の言葉
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#1 [XA‐J(--;)] 11/03/30 17:33
君の言葉はいつだって

生きる勇気をくれる。

だから俺は君と未来を歩みたいと思った。

やっとそう思えたのに。

君は突然俺の前からいなくなった。

#2 [XA‐J(--;)]
―2001年―

「陸ー!」
ん?

「あぁ里麻おはよー。」

「おはよー!!」
コイツは小さい時からの幼馴染み。
みんなからはりっちゃんで呼ばれてるけど
俺だけ昔から里麻って呼んでる。

⏰:11/03/30 17:52 📱:840P 🆔:Zgx7btMY


#3 [XA‐J(--;)]
「今日、陸ん家行ってもいい?」
またかよ…

「えー。」

「いいじゃん!」
里麻は昔っから勝手に俺んちに上がり込んでいた。
「しゃーねーなー。」

「やったー!じゃあまたあとで行くね」

「おうっ!!」

俺は昔から里麻の言葉に弱かったよな…
今はその言葉で俺は生きれてる…。

俺は里麻がいなかったら今俺はこうして里麻と話せなかっただろう。
里麻には感謝してもしきれないほどだ。

⏰:11/03/30 18:18 📱:840P 🆔:Zgx7btMY


#4 [XA‐J(--;)]
ピーンポーン

ガチャ。
「おっじゃましまーす!!」

「おう。」

「……。」

なんで無言…?

「えっとぉ…何か飲む?って、顔赤いけど熱!?」

「ちっちちちちがうよ!!ってゆうか!!赤くないし!!」

なんでそんなに焦ってんだろ…

「あーそう。」

「もう私帰る!!」

⏰:11/03/30 18:37 📱:840P 🆔:Zgx7btMY


#5 [XA‐J(--;)]
はやっ!!
さっき来たとこなのに…

「あぁそう…」

「うん。じゃっじゃーねっ!!」

バタンッッ!

玄関に響きわたる音…

あらためて麻里が帰ったことを実感する。

なぜか寂しくて寂しくて仕方なかった。

⏰:11/03/30 22:36 📱:840P 🆔:Zgx7btMY


#6 [XA‐J(--;)]
この時はまだ知らなかったんだ。
日に日に大きくなっていく
この気持ちに……。

「はぁ…」

俺は大きなため息と同時にベットに
倒れこんだ。

⏰:11/03/30 22:40 📱:840P 🆔:Zgx7btMY


#7 [XA‐J(--;)]
「なんなんだよ。」

そう言って俺はすぐに夢の中えと
入っていった…。


―――次の日―――

「ちっす♪」
まんべんな笑をした宏司が俺に向かってそう言った。

「ちっす♪」
俺も同じようにまんべんな笑で
宏司にそう言った。

⏰:11/03/30 22:57 📱:840P 🆔:Zgx7btMY


#8 [XA‐J(--;)]
するとさっきまでの笑顔は一瞬にして消え
真剣な眼差しで宏司が俺を見つめてきた。

なんなんだよいきなり…

「陸…!」

「なに…?」

⏰:11/03/30 23:05 📱:840P 🆔:Zgx7btMY


#9 [XA‐J(--;)]
なんか嫌な予感がする…

「あのさぁ、俺…」

「うん。」

その予感は見事に的中した…

「りっちゃんのことが好きなんだ。」

「…。」

あの時の俺の目はたぶん点だったと思う。

「いざ言ってみたら意外と恥ずかしいもんなんだなぁ。ははは!」

「……。」

⏰:11/03/30 23:11 📱:840P 🆔:Zgx7btMY


#10 [我輩は匿名である]
>>7
×まんべんな笑み→○まんめんな笑み

⏰:11/03/31 11:32 📱:T001 🆔:lPb5q3UI


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