天国から君を..

前回、｢あなたの温もりを｣という小説を書いていたMiiです

読んでもらえたら嬉しいです＼(^^)

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↓｢あなたの温もりを｣
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翌朝、目が覚めると
あたしはまだ中澤さんの
腕の中に居た。

ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ…！！

目覚ましの音に驚いていると
中澤さんが目を覚ます

近い距離で目が合う

顔が熱くなってくる

顔真っ赤なんだろうなあたし。

中澤｢奈美、顔真っ赤｣

奈美｢……………///｣

奈美｢中澤さんのせいです!!｣

中澤｢もしかして照れてんのか？｣

奈美｢照れてないです//｣

もう～!!恥ずかしい!!

中澤｢キスしていい？｣

奈美｢えっ…ちょっ!!｣

答える間もなく唇を奪われる

あたしにとって初めてのキス

初めてなのに激しいキス

奈美｢……もうっ!!///｣

中澤｢もしかして初めて？｣

あたしはｺｸﾘとうなずく

すると今度は優しいキス

唇が離れると

中澤｢そろそろ準備だ｣

目も合わせずに言って
中澤さんはベッドから出た

もしかして照れてる？

そんな中澤さんを
いとおしく思った。

中澤さんを見送ると
あたしも出かけた。

どこに？

そう。実のあたしの家

壁をすり抜けて中に入ると
そこはリビングで
テーブルの上にはあたしが
幼い頃の写真と一枚の手紙

何だろう？これ。

紙を開くと“奈美へ”と
お母さんの字で書いてあった

お母さんが、あたしに？

内容は

お誕生日おめでとう

お母さんは毎年毎年
あなたの誕生日に手紙を
渡すことを楽しみにしています

あんなに小さかった奈美も
もう大人の仲間ね

来年の今日も再来年の今日も
あなたに手紙を渡せること
楽しみにしてるね

お母さんより

お母さん....

涙が次々と溢れる

あたしは自分の部屋に行き
引き出しをあさった

｢確かここに入れたような..
...あった。｣

16枚の手紙。
全て大切にとっておいたもの

毎年、誕生日には
お母さんが手紙をくれる

あたし、生きてたら
今日で17歳だったんだ