†nothing is so precious as you for me†

ねぇ…
私が好きだと言ったら
貴方は喜んでくれたよね

でもね
私はなんでかな
哀しかったんだ…
私は貴方と違うから…
別れたの…手紙でこんなこと…ごめんなさい…

最後に
†nothing is so precious as you for me
私にとってあなたほど大切なものはない

私と貴方の出会いは
今でも忘れられないよ…

†私の世界スカイウィングは空に位置する世界
貴方の住む世界はグリーンバーン地に位置する世界。
交わりが一切ない世界で
私達は出会ったんだ

『ミラー遠くに行っちゃダメよ？』

『はーい』

私の名前はミラ、スカイウィングに住む17才
今日も母親に内緒でグリーンバーンが見える丘に行く
『うわぁー綺麗』

高い高い丘から
微かに見えるグリーンバーン皆は行きたがらないけど私は興味があった。

『ラウド!!またサボりやがったな!!』

『悪い悪いちょっと用事出掛けてくるわ』

『こらっ待たんか!!』

俺の名前はラウド
グリーンバーンに住む20才もう日課になってるグリーンバーン唯一高い丘
そこからスカイウィングを見るのが好きだった…

『いつか行きてーな』

『グリーンバーンに行ってみたいな…橋とか作れないのかな…神様どうか橋を作ってくださいっ』

私はお守りのクリスタルにお願いをした
叶うことのない願い
けど行きたいんだ…

『あっ！』

手を滑らせクリスタルが落ちた慌てて取ろうとしたが遅かった…

『……………まただ…』

……俺はいつの間にか寝ていたみたいで真横にポスッと何かが落ちてきた

『危なっ!!』

落ちてきたのは綺麗な石

『んだコレ…石にしちゃ綺麗だな…』

俺は空を見上げ
叫んだ
『落とし物だぞーって、届くわけねーか、そろそろ行かねーとな親父うるせーし』

俺はクリスタルを懐にいれその場を後にした