サクラノ前夜

#1 [夏香] 11/06/10 01:33

｢私、翔太くんのお嫁さんになるー！｣

｢じゃあこの桜の木の下で
結婚式しよーね！｣

サクラノ前夜

>>2

#2 [夏香]

注

この小説は、初音ミクの
サクラノ前夜という曲を
モチーフに書きます。

嫌気がさした方は
読まないでください。

よろしくお願いします。

:11/06/10 01:35 :F03B :JkkYAHNg

#3 [夏香]

epi1,由紀と翔太

:11/06/10 01:36 :F03B :JkkYAHNg

#4 [夏香]

｢お母さん、ここどこ？｣

｢由紀、お母さんしばらくお出掛けするの。
だからここでお留守番してて？｣

｢由紀もいきたいー！｣

｢由紀、それはできないの。
必ず迎えに来るから､､､。
それまでお友達と遊んでまってて？｣

｢はーい。｣

:11/06/10 01:38 :F03B :JkkYAHNg

#5 [夏香]

｢由紀､､､ごめんね。｣

その女の人は涙を流して
私をぎゅっと抱きしめた。

当時私は3歳。
ここ、桜木園に預けられた。

:11/06/10 01:41 :F03B :JkkYAHNg

#6 [夏香]

｢"さかしたゆき"です！
三才です！仲良くしてください！｣

当時の私には理解できていなかった。
ただのお留守番。
そう思っていたから。

桜木園には私のように
育児放棄された
18歳までの子供が
30人ほどいた。

:11/06/10 01:44 :F03B :JkkYAHNg

#7 [夏香]

｢ゆーきーちゃーん！遊ぼー！｣

｢まりかちゃん！いいよー！｣

桜木園での初めての友達。
まりかちゃんは同い年だった。

｢まりかちゃんのお母さんは
いつ迎えに来るの？｣

｢わかんない！(笑)｣

:11/06/10 01:46 :F03B :JkkYAHNg

ボカロにも著作権があるので小説にするのはやめてください！
第一、あなたのしてる行為は作曲者に対しての侮辱だと思います！

:11/06/10 01:46 :T001 :vmF626Gg

#9 [夏香]

｢そっかー､､､。｣

｢ゆきちゃんのお母さんはー？｣

｢すぐくるって！｣

｢そっか、よかったねー！｣

その"すぐ"が
何年も先になるなんて
思いもしなかった。

:11/06/10 01:47 :F03B :JkkYAHNg

C-BoX E194.194