叶わない

あたしが実際体験した事や
実際感じた感情

所々飛ぶんでﾌｨｸｼｮﾝで
覚えてる限り
書かせてもらいます

話が飛び飛びだったり
読みづらかったらすみません…

ではstart

｢そぉなんだ…｣
｢うん｣
｢まぁ夏終わったら
あまり会えなくなるんだから
ﾒｱﾄﾞくらい聞いときなよ｣

そっか…
ﾒｱﾄﾞくらい聞いといていーよね…
最後だと思って

待ち合わせ場所に行くと
皆あたしたちを待ってた

｢遅ぇーよ!!｣

そんな罵声を浴びながらも
楽しく花火をした
この海…
前班長に言った時と同じ場所
ここで号泣した

また花火は山ほどあった
皆酒呑んで騒いでた
あたしも結構飲んでたから
楽しくなってきた
足元ﾌﾗﾌﾗで頭の中はｸﾙｸﾙ
回ってた

｢おぉー美羽呑んでるかっ!?｣

きたのは班長だった

班長も結構呑んでて
気分良さそうだった

｢呑んでるわ!呑んでんのか？｣
｢呑んでるよっ!!｣
｢本当かよぉー!｣
｢じゃ勝負ね!｣
｢でたでた!!負けねぇかんな｣
｢じゃタバコからで｣

そぉ言って飲み始めた
呑みながら花火を持って
走り回った

あたしは視界がおかしくなった
班長はあたしの肩を持って
石段に座らせた

｢また俺の勝ち～？｣
｢まだいけるわ!!｣
｢お前顔色ﾔﾊﾞｲよ｣
｢だからまだ平気!!｣
｢でも…｣
｢本当にﾔﾊﾞくなったら
抜けるから｣

そんな事言ってたけど
本当は結構きてた
このまま班長にﾒｱﾄﾞ聞いちゃお
酒の勢いってあるじゃん？

｢班長…｣
｢水買いに行くぞ｣

そう言ってあたしを立たせた

でもお互いﾌﾗﾌﾗだから
肩組んで歩いた(笑)

｢美羽？大丈夫か？｣
｢うん平気!有難うね!｣
｢いつもの事だろ？｣
｢まぁーね｣

そして
あたしは班長から離れて
歩いた

｢班長の事
好きになっちゃったかもっ!!｣

あたしはどさくさに紛れて
言った
班長は驚いた顔をした

でも酔っぱらってたとはいえ
急に恥ずかしさが込み上げた

｢…じゃなくてﾒｱﾄﾞ教えて？｣
｢おう｣

そして無言のまま
ｺﾝﾋﾞﾆまで向かった
ｺﾝﾋﾞﾆに着いて色々買ってもらい
帰る時
あたしは何もない所で
つまずいた
班長はそんなあたしを見て
ずっと爆笑してた

｢んな笑うなよ!!｣
｢ウケる!!｣
｢はぁ～あ｣
｢まぁそんな怒んなよ!!｣
｢怒ってないよ｣
｢俺えりと別れた｣
｢そぉなんだ…｣
｢俺がいけないんけどな｣
｢まぁ泣くなって!!｣

｢泣かねぇけどな｣
｢泣かないんだ｣
｢美羽…｣
｢なんだ｣
｢１つだけお願いがある｣
｢なんだ｣
｢ｷﾞｭってさせて？｣
｢…は？いーけど｣

また班長の腕に包まれた
もぉ会えないのかな…
もぉこうやってｷﾞｭって
してくれる事はないのかな

あたしは泣きそうになった
でも我慢した

班長はちょっと離れて
あたしに顔を近付けて言った

｢もぉ１つだけお願い聞いて｣
｢ん？｣

だんだん顔が近くなってくる
一瞬だけど軽く唇が当たった
班長は至近距離で
そして小声で言った

｢ﾁｭｰしていい？｣
｢…いーよ｣

もぉしたじゃんと思いながら
あたしも小声で答えた
結構長い間ﾁｭｰをしてた(笑)

班長は離れて

｢ごめん…有難う…
これ以上は我慢出来なくなる｣

と言った(笑)

そして歩きはじめた
もぉ少しで着く時
班長に腕を引っ張られて
またﾁｭｰされた

凄く嬉しかった
そして皆が小さく見える辺りで
班長に言われた

｢俺…美羽好きだよ｣
｢…あたしもだよ｣
｢本当に…!?｣
｢うん…ずっと好きでした｣
｢じゃ…付き合って下さい｣
｢うんっ!!!!｣
｢やったぁー!!じゃｷｽして？｣
｢は？ここで？｣
｢頬っぺでいーよ｣
｢やだよ!!皆見えるじゃん｣

｢やだっ!!今して!!｣
｢はぁー？｣
｢じゃ後で皆の前で…｣
｢はい分かりました!!｣

あたしは頬っぺに軽くｷｽをした
恥ずかしくて顔真っ赤だと
自分でも分かった

｢早く行くよっ!!｣

あたしは先に歩いて行った
班長は笑いながら着いてきた

｢皆に言う？｣
｢んー班長がいーならいーよ｣
｢美羽が平気なら言うよ｣
｢分かったー!!｣