またね

主人公

いたって普通の女
25歳
バツ1
子供なし

のおはなし
>>2-4

「今日お休みなんですね

あ、こいつは悠斗!
もうすぐ2才になるんだ!」

そういって息子の頭を撫でた

「こんにちは!ゆうとくん」
と私は悠斗にお辞儀した

悠斗は少し人見知りらしく
祐希の後ろに隠れたが、ニコッと笑ってくれた

「悠斗～笑
ごめんね、こいついつもはめちゃくちゃやかましいんだけど」

「ううん!
かわいいね!あ、目が祐希くんににてる!」

「ははっそうかなぁ?
あ、今からなにか用事あるの?」

「特にないよ
散歩してただけだしね!」

「ならさ、一緒に悠斗と遊んでくれない?」と祐希は言った

「いいけど
今日嫁さんは?」

「あー俺さ、シングルファーザーなんだよね、」
そう言って苦笑いした

「あ、なんかごめんね」
申し訳なくなった

「気にしなくていいからね!
今は悠斗と一緒にいれるだけで幸せだから

なあ悠斗!」
と悠斗を抱き抱えた

「そういやぁさ、天海さんは?彼氏とかいるの?あ、深い意味はないからね（笑）」

「私?私は…一応結婚してる」

祐希はびっくりした顔をしてこう言った
「え?そうなの?え?子供はいるの?」

「子供はいないんだ」

「そうなんだね」と言った

「旦那さんは仕事中?」

「うん、いつも忙しい人だから
来週には出張みたいだしね」

「旦那さん大変だね」

「はははっ」
と私は苦笑した

「パパー」
と悠斗が手をひっぱった

話ばかりしていてつまんないって言う顔をしている

「悠斗くん、一緒遊ぼうか」

すると
「うん」と笑顔で答えてくれた

すんなり私み受け入れてくれて
少し嬉しくなった

私達３人はおいかけっこをしたり
土をいじってみたり
四つ葉のクローバーをさがしてみたりして遊んだ

私も子供に戻ったかのように楽しんだ

「天海さん、子供すきなんだね
悠斗もこんなにはしゃいじゃって」

「子供は好きだよ、私もはしゃきすぎちゃった（笑）」

「悠斗がこんなはしゃぐ姿、あんまりみたことなかったわ

もう天海さんにベッタリだし
こりゃー将来女好きになるな（笑）」

祐希
「あ、ねぇ、お腹すかない?
悠斗の面倒もみてもらったし
一緒にご飯たべない?」

私は一瞬迷ったが
「いく」と答えた。