短編Q禁小説集…擬き。
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#1 [森羅万象] 11/10/21 16:26
 
こににちは。
わたくし、本当はファンタジー作家を目指しているものなのですが、オールジャンルで書けるようになりたいと思い、ここに筆をとりました。
 
・荒らしはご遠慮下さい。
 
・感想版は作りますが作るまではこちらに書き込んでも構いません。
 
・感想有難いです。
 
※とりあえず、視点はその短編事に変えるやもしれません。
 
なるべく、頑張って短く書きます。
すんません、つい長く書くくせが……。
 
では――。
 

#5 [森羅万象]
どうやら、隣の車両からのようだ。ただ、丁度壁際によりそっているのか、女性の姿が見えない。見えるのは若いサラリーマンの衆だけである。
この中に痴漢の犯人がいるのは間違いないだろう。
青年は犯人は見つけるべく、必死に目を凝らしめた。しかし、その間にも艶まかしい声はこちらまで聞こえる。
 
「あっ、もうっだめ…はやくぅ…」
 
サラリーマンの群衆でなかなか見えない。
 
「じかにぃ…んっ…さわってぇ」
 
青年は眉間に皺をよせ、なかなか犯行中の姿をとらえられずにイライラしてきた。おかげで顔が熱い。こんなに怒ったのは久しぶりだろう。
 
「そ、そんな…ぁいえなぁ…あっ」
 
ドアの隙間からは、なんだか水音まで聞こえてくる。
 
「キミの声は響き過ぎる。もう少し静かにしたほうがいいだろう」
 
――男性の声か!声からしてまだ若い20代後半から30代前半かもしれない。
社会人ともあろう者がこのような下劣な行為に走るとは!
 
.

⏰:11/10/21 18:08 📱:S002 🆔:☆☆☆


#6 [森羅万象]
 
青年は下唇を噛みしめ、本を持っていない左手をギュっと握りしめ、ワナワナと震わす。
 
「だって…あっ…」
 
「ほら、小さい声で言ってごらん?直接触って下さい、って」
 
声を出さないように必死で、それどころではないといった感じである。
いやらしい水音は青年の耳まで聞こえている。
青年は右手も力を入れた瞬間、ギチッと本を持っているのに気づいた。ふと、ハッと我にかえり、頭を左右に振る。
――副会長ともあろうこのおれが、感情的になるとは…。もう少し、冷静にならないと…。
本を読もうと思い、視線を下ろすと自分の傍聴した股間が視線に入り、再びカァーっと顔を赤くした。
 
「…っくそ!」
 
思わず小さく呟いてしまった。
――何故、こんなにも反応するんだ?これは、れっきとした犯罪行為なはずなのに?最近、一人で抜いていなかったからか?いや、だとしても……。
青年の“言い訳”に近い思想は頭の中でグルグルとめぐっていた。
 
無論、その間にも卑猥な声などはドアの隙間から聞こえてくる。
 
.

⏰:11/10/21 19:14 📱:S002 🆔:☆☆☆


#7 [森羅万象]
 
「んふぅ…んっ…」
 
必死に彼女が手で声を押し殺しているのがわかる。

「まさか、一人でやるとはね。おねだりよりこっちをとるだ?」
 
チラチラとみる青年に気付かぬまま、男は彼女の行為に加勢して耳のふちに舌を這わせたり、高校のワイシャツの中に手を入れ乳首をいじったりする。
彼女は、左手の甲で口を塞ぎ、反対の手でパンツの中に手を入れクリ○リスやら小さな穴を弄ったりしている。
サラリーマンの男性もそれをわりと楽しんでいるようだ。
しかし、彼女はそれ以上の刺激が欲しいのか、腰をくねらせ、知らぬ間に男性の膨らんだ股間に尻を擦り寄せている。
もちろん、男性はそれをあえて℃w摘しないでいた。イカせる手前で彼女の手を止め、また言わせようとするのが関の山だろう。
 
そんな行為をしているとは知ってか知らずか、青年は鼻息を荒くしていた。頭の中では、未だ言い訳を考えながら何故か無意識に、ズボンから自分の股間を出し扱いていた。
 
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⏰:11/10/21 19:59 📱:S002 🆔:☆☆☆


#8 [森羅万象]
 
男性はふと、違う車両から青年がこちらを見ているのに気づき、ニヤリと妖しく微笑んだ。
 
「ちょっと、ドアに寄りかかろうか」
 
「ふぁい?」
 
彼女はイヤらしく涎を垂らしながら、目を虚ろげにし、後ろの彼に身体をあずけ容易くドアまで動かされてしまった。両手をドアに付けると自然と青年と目が合い、顔を伏せた。
 
「やぁっ!み、見られているぅ!」
 
青年は少し驚き舌打ちしつつも、手はしっかりと自分の股間を握っていた。
彼女の後ろから、痴漢をしている若いサラリーマン男性が顔を出す。27、8歳といったところか。爽やか系で少し堀が深く、ハーフに間違えそうにも見える。
――コイツが痴漢野郎か!いや、待てよ…。もしかしたら、彼らはカップルでこういう行為を好んでいるのかもしれない。
自分の行為を、まるで正当化するかのような考えが青年の頭の中で浮かびつつある最中。サラリーマンは耳元で彼に聞こえないよう彼女に囁いた。

「このほうが興奮するでしょ?まっ、その前にキミの声は他のサラリーマンたちにも、気づかれているかも知れないから、もう遅いかもしれないけれどもね」
 
.
 

⏰:11/10/21 20:36 📱:S002 🆔:☆☆☆


#9 [森羅万象]
若いサラリーマンの言葉に、彼女はビクリと身体を震わせ、目をふせた。
確かに、今までの行為を思いかえせば、周りに気づかれているかもしれない。だから、単なる同じ高校生相手に見られても、たいしたことは無いかもしれない。
しかし、こんな真っ正面から視線を向けられてしまっては、恥じらいによる身体の高揚に感度が高くなってしまうのは明らかであった。
それを察してか、若いサラリーマンは後ろから腕を回し左手で彼女の顎を掴み、青年の視線に合わせようとした。
 
「あの若い高校生、キミをみて一人でやっているんだよ、きっと」
 
耳元で囁かれる言葉は、聞く度に彼女の感度を上げていっていた。脳の奥にまで響く優しい言葉――。自分の身体は、いつからこんなにもイヤらしくなっていったのだろうか、今までは普通の学生だったのに…。彼女の頭にはふと冷静にそんな疑問がよぎった。
 
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⏰:11/10/26 11:47 📱:S002 🆔:☆☆☆


#10 [にゃむ]
早くみたい…

⏰:11/10/30 13:30 📱:F01A 🆔:☆☆☆


#11 [森羅万象]
>>10
有難うございます!
今夜、更新できたら書きます!

⏰:11/11/03 14:34 📱:S002 🆔:☆☆☆


#12 [森羅万象]
「もう…イヤァ」

まるで、素直に感じてしまう自分の身体を否定するかのように、彼女は首をふった。
パンツからは彼女の手が離れてしまったので、サラリーマンの男は手をそこに滑りこます。先ほどまで弄っていた割れ目は、未だに濡れており、寧ろ学生に視感されて尚更湿っているようにも感じられた。
サラリーマンはそれをわからせるかのように、イヤらしく水音をたたせ穴の中に指を二本沈めていく。
 
「ぁあ!もう、らめぇっ!」

腰をゆらし否定するが、男性の股間に尻があたり、擦れる形となってしまう。

「そんなに物欲しそうにして…。何がダメなの?指が嫌って意味かな?」
 
その言葉に彼女の身体が反応し、サラリーマンの指をキュッと締め付けさせる。正直に言ってしまえば指では物足りない。早く太くて長いサラリーマンのイチモツが欲しくてたまらない。しかし、まだ彼女には理性が残っていた。
 
「もう…もうこ、こんなことは…やめてくだ、さぃ」

苦しまぎれに放った彼女の言葉は、ドアの向こうにいる高校生の耳にハッキリと聞こえた。

⏰:11/11/03 15:55 📱:S002 🆔:☆☆☆


#13 [森羅万象]
 
――やっぱり、痴漢だ。仮説が確信に変わった瞬間である。しかし、ここは電車の中。単なる高校生がサラリーマン相手にどう動くべきか…。
その時だった。電車内のアナウンスが流れた。
 
「まもなく**丸駅ー。**丸駅ーです」
 
次の次が自分の降りる駅。その際、駅員に伝えるしかない。青年は一人決心していた。
ドアの向こうの、サラリーマンもアナウンスを聞いたのか、もうか、と小さく呟く。
 
「もう時間がないね」
 
と、パンツの中に入れていた手を抜きとり、彼女の腹に腕を回した。
女子高生はホッと胸を撫でおろし、ワイシャツのボタンを直そうと手にかける。――そういえば、私もまもなく降りる駅だ。駅に着いたらさっさと、もうダッシュして逃げればいい。それに、ここは公の場。これ以上は流石に…。
しかし、そんな彼女の気楽な考えとは裏腹に、サラリーマンの左手はゆっくりとズボンのチャックを開けていた。
 
 

⏰:11/11/03 20:44 📱:S002 🆔:☆☆☆


#14 [森羅万象]
 
チャックが開け終わる頃にか、彼女がその音に気づく。
 
「ね、ねぇ…まもなく駅につくのだけど」
 
「そうだね」

焦燥にかられながら問う彼女とはよそに、サラリーマンからは呆気ない返事がきた。
彼の返答にイライラ感が募るも、尻に当たる硬いものにより身体がビクリと震える。
 
「あっ…」
 
思わず漏れる甘い声。聞き逃さなかったサラリーマンは、綺麗な顔立ちで妖しく微笑み彼女の耳にそっとキスをする。
 
「待たせたね、欲しかったでしょう?」
 
先ほどまで、威勢が良かった彼女も、途端に降ったように目がすわってしまう。理性が完璧に無くなったようだ。
男の問いに、まるで操られたかのように頷く。
 

「うん…」
 
硬いイチモツの先端が、濡れている小穴に当てられると、彼女も思わず尻を突き出してしまう。
――早く…欲しい。中を掻き回して欲しい…。
 

⏰:11/11/06 16:00 📱:S002 🆔:☆☆☆


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