Liar。
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#1 [我輩は匿名である] 11/11/12 01:50
あたしの想いは一方通行で、交わることがない。
それでもいい。
今、彼に抱かれているだけであたしは幸せなはずだから。
#2 [我輩は匿名である]
「ミサ!」
「…なに?ユウスケ」
まだ完全に開かれていない目を擦りながら、少し機嫌が悪げにこたえる。
「お前、2限から授業じゃないっけ?」
「あーそれ休講になった」
「嘘つくなや。早く準備して行け」
半ば強引に布団から出されたあたしは、彼にいれてもらったブラックコーヒーに口をつける。
やっぱりブラックはまずい。
本当は、ミルクたっぷりのカフェオレがすき。
:11/11/12 01:53 :SH02B :☆☆☆
#3 [我輩は匿名である]
準備をして、玄関でユウスケにキスをねだる。
「お前はあほか!」
そう笑ってくるだけだ。
彼はあたしにキスをしてこない。
あたしを抱く時もそうだ。
それももう気にしない。この日常にも慣れた。
だってこれはあたしの仕掛けたゲームだから。
:11/11/12 01:54 :SH02B :☆☆☆
#4 [我輩は匿名である]
楽しみにしています。
:11/11/12 22:13 :L03B :TGgYF..I
#5 [我輩は匿名である]
あたしが彼を知ったのは、大学1年の新入生歓迎会だった。
笑顔が素敵な彼に一目惚れをした。
3回生でサークルでも人気のある先輩。
ライバルはたくさんいた。
それでもあたしは彼の彼女になった。
:12/01/03 20:10 :SH02B :☆☆☆
#6 [我輩は匿名である]
:12/01/03 20:11 :SH02B :☆☆☆
#7 [我輩は匿名である]
あたしにはわかっていた。
あたしは彼の彼女になる確率は99%だということが。
あたしは彼とゲームをしている。
それも明日で1年たつ。
:12/01/03 20:11 :SH02B :☆☆☆
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