俺と彼女と
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#1 [我輩は匿名である] 11/11/12 12:54
何もかも信じない
それが幸せだと思った。

君と出会って
何が幸せなのかを知った。

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>>900-1000

#2 [神無月]
ハンネつけました。
よろしくお願いします。

※同性愛あり偏見お断り。

⏰:11/11/12 12:55 📱:SH10C 🆔:1yIWLjbU


#3 [神無月]
『電波の届かない場所にあるか、電源が…』

そっと、耳から電話を離した。
思えば、いつも振り回されていた。
守ろうと思えば思うほど、
君は俺から離れていった。

【エピローグ】

⏰:11/11/12 13:04 📱:SH10C 🆔:1yIWLjbU


#4 [神無月]
「凌!てめぇ、いつまで寝てんだよ!」

いつもと変わらぬ朝。
時計の針が九時前をさしていた。

「あ〜い。」

ボサボサの髪、半開きの目
まさに寝起きな俺。

「凌、休みだから出かけようっつったのお前だろうが」

朝から怒ってるのが俺の
ルームメートの高橋 捺(ナツ)

「お、起きた、うん、起きた」
怒られてる俺、長谷川 凌(リョウ) まだピチピチな21歳。

⏰:11/11/12 13:09 📱:SH10C 🆔:1yIWLjbU


#5 [神無月]
「そんな怒鳴らなくても、凌の寝坊は今始まったわけじゃないんだからさ」

優しく捺を宥めるのは
橋本 恭(キョウ)
もう1人のルームメート。

性別は全員 女
付け足すならば、俺たち全員
女だけど女が好き。
世間でいう、同性愛ってやつ。
奇妙な組み合わせでルームシェアなんてしているわけなんだけど。

「そうだ、俺の寝坊は今始まったわけではない。」

「自慢気に言うんじゃねぇ!」

なんだかんだ、毎日、楽しく過ごしてます。

⏰:11/11/12 13:23 📱:SH10C 🆔:1yIWLjbU


#6 [神無月]
「遊園地、か、水族館!」

寝起きの俺を無視して
捺は行きたいところだけを俺たちに言う。

「遊園地、ってあそこだろ?」
少し焦ったように恭が言う。
あそこ…捺は固まりつつ

「あ、ちげーよ行きたいとこがあんだよ。」

付け足した。
俺は、と言うとテレビを見つめながらボーっと
二人の会話を聞いていた。
あそこのことを思いださないようにしながら。

【第一章 凌について】

⏰:11/11/13 23:18 📱:SH10C 🆔:uMDs8Uto


#7 [神無月]
結局俺たちは捺の行きたい遊園地へと足を運んでいた。
はしゃぐ捺、俺。見守る恭。

「たまにはいいんじゃん。恭も暴れろや〜」

なんで俺って言いながら
笑顔で駆け寄ってくる恭。
あれ、女三人に見えない俺たち大丈夫なんかな 笑

「あ」

捺と恭が俺を見る。
視線の先には薄茶色の髪、小さい背、まさにあいつがいた。

「七海!」

駆け寄り顔を見ると全然違う人だった。
お決まり、かよ。
小さく呟くと捺と恭も近寄ってくる。

「七海じゃねーよ。いい加減忘れろや」

捺はちっと舌打ちしながら俺に言う。
いつもはクールで静かな恭も
そうだよ、と。
二人とも静かにだけど怒っていた。

しょうがない、俺がいつまでも切り離せていないから…

⏰:11/11/13 23:42 📱:SH10C 🆔:uMDs8Uto


#8 [我輩は匿名である]
>>3
エピローグではなくプロローグですよ。

⏰:11/11/14 00:45 📱:T001 🆔:Lsg8JnPA


#9 [神無月]
>>8 さん

注意ありがとうございます

⏰:11/11/14 06:54 📱:SH10C 🆔:c8ZM4EcU


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