私と彼の四年間

小説を書きます！
以前も書いていましたが
改めて更新したいと思います。

文章も下手だと思いますが
読んでいただけたら嬉しいです。

宏樹が司の目の前にやってきた。

宏「みんな俺についてこい！！」

『お…おう。』

宏樹の掛け声にクラスの男子が引き気味に返事をする。

司「おい！何するんだよ！」

宏「まぁまぁまぁ♪保健委員は黙ってて♪」

司（保健委員だから黙るわけにいかないんだよ！）

司が呆れかえる間もなく、宏樹は２年女子の並ぶもとへ走って行ってしまった。

宏『お邪魔しまーッス！』

司（あのバカ…！！）

司がみんなを連れて宏樹のいる２年女子のもとへと向かう。

―…その時だった。

司（あっ…あの人。）

宏樹と仲よさそうに話している先輩の隣にいる女。

司（新井さんもこの高校だったんだ…。）

―…

新井さんっていうのは、俺の近所に住んでる人。

実は俺の兄ちゃんと新井さんの姉さんが同級生で、昔…本当小さい頃遊んだことがあったくらい。

中学も関わりなかったし、こんなに綺麗になってるなんて思いもしなかった。

司（新井さんも名簿持ってる…保健委員なんだ。）

そんなことを考えているうちに、先輩達より先に身長を測れることになっていた。

宏「司ー♪待たなくて済んだだろ！？」

宏樹がニコニコして自慢気に言ってきた。

司「おー。ありがとな。」

まぁ適当に返事しておこう。

俺たちは先輩達に譲ってもらった身長を測り始める。
すると直樹がいきなり、

直「なぁ！つーちゃん！あそこにいる人、見たことない！？」

直樹の指すほうには新井さんがいる。

宏「うわっ！超綺麗系じゃん♪」

女好きの宏樹と直樹はあっちに聞こえそうなくらい騒いでいる。

司「あれ、新井由美さんだよ。同じ中学。」

宏「なに？司あんな綺麗な人と知り合いなわけ？」

直「同じ中学だけどさー、全く仲良くないよ。あれ？つーちゃん近所なんだっけ！？」

司「あー。まぁ。」

みんなが言うように由美は高校２年生に見えないくらい綺麗だ。

宏「ほんと大人っぽいなー。まぁ俺的には絵里香さんのノリの方が好きだけど♪」

直「俺も先輩と仲良くなりてー！」

司「…お前らって…幸せなやつだな。」

司の言葉にみんなに笑いがこぼれる。

宏「でもさ！新井さんって菜摘に似てない！？」

司「はぁ！？」

司が宏樹の言ったことに怒ったよに反応する。

直「俺も最初思ったー♪顔ってゆうかスタイルとか雰囲気な♪」

いやいや待てよ！
菜摘もそりゃ可愛いけどさ！
新井さんはもっと綺麗で可愛いよ！

司（でも…言われてみれば似てる…な）

新井さんを見ていると菜摘を見てるかのように錯覚してしまいそうになる。

菜摘には彼氏いるけど、
最近よく一緒にいる。
俺が口説いた？ってのもあるけど
菜摘は彼氏と別れて、俺と付き合うらしい。

今は菜摘が別れるのを待ってるって所。

微妙だよな―…。

宏「司さ、さっきから新井さんしか見てないな(笑)」

直「あ～！つーちゃん惚れた？♪」

司「はっ！そんなんじゃねぇよ！」

急に直樹達が惚れた？とか言ったせいで、司の顔は真っ赤に染まっていた。

そんな司を見た直樹と宏樹は目を合わせて、ニヤッと笑った。