二次元と現実の世界で

ピ～ンポ～

今日も夜勤のコンビニのバイトに明け暮れる俺

はい、お弁当は温めますか？

こんな平凡な毎日の繰り返し

ありがとうごさました

客は深夜と言う事でまばらだった

やはり別れは辛い事なんだと理解はしている

ただ目の前でこんなに泣かれてまで別れを惜しまれる事など
でも、やはり、最後は笑ってる声が聞きたい…

笑顔でいてくれるだけで安心感を持てるからなのだろうから…

ゆみ
「ゴ、ゴメン～ゴメン(笑)」

「最後の最後までトオルに心配ばっかり。もう大丈夫だよ」
携帯越しにゆみの泣きながら笑顔を作っている姿が想像出来た…

ゆみ
「あのね、本当に私の話しちゃ～んと聞いてくれてたのがそれだけ嬉しかったって事なんださ～。」

言葉の感じが何時のゆみの感じに

少し鼻をすすりながらゆみは話しを続けた

ゆみ
「私みたいな汚い女なんかさ(笑)」

「彼氏以外にもこうやって私を見てくれてる人が凄くうれしくてね。」

「今で近づいて来る男ってさ～私の体目当てはっかりだったし(笑)」

「そんな暗い場所から救い出してくれたのって、彼氏とやっぱりトオルなのかなってさフフッ」

こんなサイトでも人の気持ちを助けてあげれてたのか？

自分はただ毎日ゆみとの絡みが楽しみだっただけなのに…

こんなゆみの正直な気持ちがとても嬉しかった。

俺は、頷きながらゆみの溢れ出した感情をただただ聞いていた…

一時間程お互いの思い出や現状などを話しながら…

そして、いよいよゆみとの本当の別れが…

ゆみ
「ごめんね～何か私ばっかり喋っちゃって(笑)」

「でも、凄いスッキリしたし。トオルの言う通り笑顔でバイバイ言えそうかな～」

トオル
「あ～気にする事無いし(笑)これだけ喋っても無料通話分使い切らないから(笑)」

トオル
「ただ、こんな長電話した事無いから腕疲れちゃって(笑)」
ゆみ
「コラッ(笑)こんな可愛い女の子と話し出来たんだから(笑)疲れたなんて言わないの、チュッ」

今、確かにゆみがキスをしたような…

携帯越しのキス…何もかも始めの

ゆみと出会えて改めて感謝の気持ちを

みゆがネットの世界から居なくなっり少し寂しい日々…

だが、サイトを開くのがいつの間にか日常的になっていた。
おれのトピには誰も来ないが…

他が楽しそうに絡んでいるのが羨ましくそして妬ましくも…
毎日当たり前のように絡んでいた時間が無いだけでこんな感情が

そんな自分にも苛立つ

トオル
「誰か暇ならからまないか？」

もう何度この書き込みをしただろうか

改めて簡単に仲良く絡む難しさ…

トオル
「今日もまた独り言かな」

きよ
「なんや～いい男がそんなウジウジしよって」

トオル
「あ、ごめん」

きよ
「ほら～男が簡単に謝るもんやないよ～(笑)」

言葉の感じから関西人？なのだろ

初絡みでいきなりキツい言葉の書き込み