本気のオンナ

俺は、世間で言ういわゆるチャラ男。

中２の時、初めて出来た彼女とは１年続いた。

でも高校別々になって
あっさり違う女と浮気。

本気で人を愛した事がなかった

｢つまり！
本当に本気の相手なら
何があっても乗り越えられんじゃねー？

ユイは助けて求めてるわけじゃないかもだけど
我慢してるだけで、一緒乗り越えてるわけじゃない。

１回離れてみるのも有りなんじゃね？｣

ああ。
最後までぐだぐだ。

しかも俺ばっか
喋っちゃって、ユイに気持ち届くわけねーよな‥

｢ショウっ‥｣

ユイは俺に抱きついてきた

｢‥‥‥え｣

｢ほんとはねっ、
周りにお似合いって言われてるの嬉しくて
辛くても我慢してたの

だってタクすごく人気だし本当に付き合えて嬉しかったの｣

ユイの本当の気持ち‥

｢タクのいいとこたくさんあるしたくさん感謝してるけど、好きだけど

もう怖い。信じれないし一緒にいて辛いの‥｣

ユイはそう言い
声を上げて泣いた。

やっぱ俺、オンナを泣かせるやつは嫌いだよ

オンナなんてさ、
話聞いてないとすねるし、
洋服とか化粧とか髪型とか
やたら聞いてくるし

べたべたすんのも好きだし

正直面倒なとこある

でもさ
俺たちオトコが幸せ感じれるのは、
満たされるのは、

そんなオンナがいるからで‥

好きな女の笑顔なんか
宇宙で１番眩しいじゃん

体も、声も、髪も、全部
愛しいじゃん。

好きな女の涙は
宇宙で１番悔しいじゃん。

俺わかったよ
ユイに出逢って、真剣に恋愛してる人にまじ申し訳ない生き方してた

好きな人と一緒にいれる事、それってめちゃくちゃ奇跡だよな

｢なんでショウも泣いてるのっ？｣

は？｢泣いてねーし！｣

更新ありがとうございます

本当にこの小説大好きです

また更新お願いします∩ω∩