KUJIRA

#1 [虎丸] 13/09/12 22:13

超能力は存在した…。
そして…。

KUJIRA

超能力を使う少年…。

#2 [虎丸]

超能力の存在が科学的に証明され、義務教育でも超能力開発の授業が採り入れられ、もはや超能力を疑う者はいなくなっていた…。

大東京帝国防衛省
防衛大臣
早乙女龍一(58)

:13/09/12 22:17 :au/KC4A :juDZpREY

#3 [虎丸]

早乙女龍一
『超能力兵器の開発は順調か…？』

部下
『はい。新しい素材が手に入り、思いのほか素晴らしい超能力を見せていると言う報告がありました。』

早乙女龍一
『石神博士からの報告か…？』

部下
『はい。』

:13/09/12 22:21 :au/KC4A :juDZpREY

#4 [虎丸]

早乙女龍一
『そんなに素晴らしい素材なら、是非とも見ておかねばなるまい…。』

大東京帝国防衛省では、大臣である早乙女龍一の意向で、超能力兵器の開発が進められていた…。
その開発を任されているのが、ﾉｰﾍﾞﾙ賞を３度も受賞している大東京帝国の国宝、石神光雄博士(72)であった。

:13/09/12 22:24 :au/KC4A :juDZpREY

#5 [虎丸]

石神の行う開発とは、超能力を持った子供(素材)を入手し、その素材に対して、更なる超能力の向上をさせる…と言う物だった。
そして、完全なる超能力を身に付けた者を超能力兵器として隔離していた…。
その超能力兵器と扱われる人間の事を『KUJIRA』と呼んだ。

:13/09/12 22:30 :au/KC4A :juDZpREY

#6 [虎丸]

大東京超能力研究所
ﾙｰﾑ32

石神光雄
『素晴らしい…KUJIRA25号…。』

そこには、機械に繋がれて眠っている少年の姿があった。
KUJIRA25号と呼ばれる少年こそが、石神博士の言う素晴らしい素材…。

:13/09/13 00:09 :au/KC4A :O4LYWD3M

C-BoX E194.194