俺の学校のマドンナ

どこの学校にもマドンナがいる。

うちの学校のマドンナも頭よくて運動だってできて顔もめちゃくちゃ可愛い。スタイルだって抜群。
おまけにお金持ちの、話し上手で、本当に同じ人間なのか？って見てて毎回思うレベル。

んできっとマドンナって性格もいいよな？
女にも男にも優しくてオタクにも優しくて先生たちにも好かれてて、って。

うちのマドンナは中味は例外。
かなりぶっ飛んでいる。

そんなマドンナの話を実話を元に書いていく。

三つ上にちょっと頭おかしい男でマドンナ大好きなやつがいて、いつもマドンナを見つけてはむりやり抱きついたりキスしたりとしようとするやつがいたのだが、いつもマドンナは必死で逃げるしかしていなかったのだが、ドリル事件からは違った。

またそのキチガイ男がマドンナに襲いかかっていたのだが、マドンナは友達と一緒にそいつを紐のアスレチックの紐でぐるぐる巻きにしてその場に置いて帰った。笑

そんな感じでやりたい放題のマドンナに仕上がった。

ただ、やはり見た目は女にとって最大の武器なのか、それでもやっぱりマドンナは学校1のマドンナだった。

色々な事件が小学生のときも起きるが、A男が守ったりしつつでマドンナに被害はなかった。

そして中学に上がる。

中学でマドンナのクレイジー度合いが増し始める。

小5あたりからマドンナは地元でも悪めな先輩たちとつるみ始め、中学の入学式にはサラサラで綺麗な黒髪をまっきんきんに染めて登場した。

A男も悪い先輩たちと付き合いがあったため、同じように髪を染めてきていた。

マドンナとA男は小学校高学年のときあたりから、みんな公認の両想いな二人だった。

二人ともモテるタイプだったが、A男やマドンナに張り合おうというやつなんて同じ小学校にはいなかった。

中学になって二人は付き合っているという噂を聞いて地味に落ち込んだ。笑

マドンナはギャルっぽくなってしまったが相変わらず可愛かった。

中1で俺はたまたま同じクラスになれ、席替えでたまたま同じクラスになった。

授業中に必死にノートをとるマドンナ。
いつもは寝てるか漫画読むか雑誌読むかしかしないくせに珍しいな、と思い、チラ見すると

そのノートにはわけのわからないカタカナがびっしり！笑

俺「え、それ何？笑」

マドンナ「呪文に決まってんじゃん。知らないの？」

俺「え、何の？笑」

マドンナ「ハリー○ッター。うちホグ○ーツに転校するから」

wwww

さらにはエスカレートし、ぶつぶつとその呪文を呟くようになった。

そして冬にはハリー○ッターのマフラーをつけてくるようにwww

絶対こいつ可愛くなかったら虐められてたwwww