・・セブンスター・・
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#178 [
まきやま
]
そこには4・5人が1人の子を取り囲んでいた。
周りには教科書と
ブレザーが散らばって、女の子はびしょびしょに濡れていた。
1人が浅瀬に向かって
鞄を投げる。
女の子は鞄が流されないよう取りに行こうとする
それを皆で止めて
水面に向かって
転ばせる。
:06/11/18 16:24
:F702iD
:☆☆☆
#179 [
まきやま
]
要と波は
土手の上のほうで
隠れながら見ていた。
「あーあ・・・・」
波は顔をしかめる。
「めんどいだろ?」
要は平然として
煙草に火をつける。
「いや、見ちゃった以上
止めようや!!!!」
波の横を誰かが
通り抜ける。
:06/11/18 16:29
:F702iD
:☆☆☆
#180 [
まきやま
]
「あ・・・・・」
要の目
はくぎつけになった。
やっぱりあいつ・・・
すげー良いわ。
「凛ちゃん・・・・・」
取り囲んでいた輪が
いっせいに散らばる。
「小林だ・・・・!!!」
波は小さくつぶやく。
凛は無言で皆を睨む。
転ばされた女の子は
凛を恐る恐る見つめる
:06/11/18 16:33
:F702iD
:☆☆☆
#181 [
まきやま
]
「大丈夫?」
凛はびしょびしょに
濡れた女の子に手を
差し伸べた。
女の子は驚いた顔で
凛を見つめている。
「あんた・・どっちの味方もしないんぢゃないの?」1人が凛の肩をつかむ
「しないよ。
ただ、これはやりすぎ。」
どんっ
ばしゃッ・・・・
:06/11/19 01:29
:F702iD
:☆☆☆
#182 [
まきやま
]
1人が凛の背中を押し
浅瀬に凛は膝をついた。
「痛っ・・・・」
凛はきッと睨む。
凛の膝からは
血が少し流れている
「あんた、調子乗ってるね。いい気になッちゃッて」
1人が水を蹴り上げ
凛の顔に
たくさんの水がかかる。
凛は何も言わない。
その時、
どうして俺は
あんな事をしたのか
分からない。
めんどくさいと思うし
ほっときたかったのに
体が・・・・反応したんだ
:06/11/19 01:35
:F702iD
:☆☆☆
#183 [
まきやま
]
「おいっ!!!!」
「お前ら何してんの?」
要は集団に割って入る
「木下ッ・・・・」
周りがざわつく。
「止めとけよ。こんなガキくせー事さ。」
波も急いで降りてきて
止めに入る。
女子達は黙ってしまッた
「何が気にくわねーの?」
「行こっ」
1人の女子が歩いて行く
それにつられて
集団は帰って行った。
:06/11/19 01:41
:F702iD
:☆☆☆
#184 [
まきやま
]
要は深い溜め息をついた
「教科書・・・使いもんになんないね・・・・。」
波は苦笑いでつぶやく。
女の子は立ち上がり、
鞄とブレザーを持ち
波達に頭を下げて
走って行ってしまッた。
「あッ!!!ちょッと・・・・」
波は追いかけた。
・・・・!!!!
ちょっと待て波。
今・・・・俺・・・・
小林と2人きりぢゃん!!
:06/11/19 01:46
:F702iD
:☆☆☆
#185 [
まきやま
]
2人の間に沈黙・・・・。
くしゅんッ・・・!!
凛はびしょびしょだッた
ファサッ・・
要はブレザーを脱いで
凛の肩にかぶせた。
「ありがと・・・・・」
凛はうつむきながら言う
要は黙って頷く。
少し上のほうに行き
2人は座った。
:06/11/19 01:49
:F702iD
:☆☆☆
#186 [
まきやま
]
「足・・・・平気?」
凛は頷く。
初めてこんなに
近くに座る。
顔小さ・・・
まつげ長・・・
目でけーな・・・
気づいたら要は凛の顔をぼーっと見つめていた
「何で?」
凛は要を見る。
「いつもクラスでいじめあっても無視するのに」
要は視線を落とす。
「いや・分かんない。
何か体が勝手に・・・」
:06/11/19 01:54
:F702iD
:☆☆☆
#187 [
まきやま
]
「ふふッ・・・・・」
凛は笑った。
要は首をかしげる。
「木下っておもろい」
凛はにっこり微笑む。
やべー・・・・
やられたわ。
「そっ・・・そーか?」
要はあわてて
立ち上がる。
「俺、そろそろ行くわっ」
要は凛をろくに見ずに
走って行った。
それが俺とお前の
初めての会話。。。
:06/11/19 01:58
:F702iD
:☆☆☆
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