・・セブンスター・・
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#550 [ケまッきーx]
無表情の要と
無邪気な笑顔の波
そんな2人の写真が
その上に飾ってある


「懐かしいな。」


横には波と彼女の写真
笑顔の波の頬に
彼女がキスをしている

要の表情が曇る。

⏰:07/01/07 00:51 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#551 [ケまッきーx]
要は深い
溜め息をついた。


「お前どした?」
波は要に問い掛ける


「小林の病気そんなに
ひどいのか?」


「ひどいっつうか」


要は口をつぐんだ。

⏰:07/01/07 00:56 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#552 [ケまッきーx]
辺りに沈黙が走る。


「波さんっ?」


部屋の外から
声がした。


波はだるそうに
返事をした。


「ただいま。何?」


「帰ってたのね。誰かいるの?ご飯いる?」

「要が来てるよ。飯は食ってきたよ。」


要は立ち上がり
軽く会釈した。

⏰:07/01/07 01:00 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#553 [ケまッきーx]
「今晩は。ぢゃあ、朝ご飯は2人分用意しておくわね。ぢゃあ。」

波のお母さんは
長い黒髪の
波に笑顔がソックリな
綺麗な人だった。


扉を閉めると
波は溜め息をついた


「由美泊めてからいつもこんな感じ・・」

⏰:07/01/07 01:04 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#554 [ケまッきーx]
要は微笑んだ。

「心配なんだよ。お前独りっ子ぢゃんか。」

「だけど男だよ?」


波は苛立った顔で
要の横に座った。


それから朝まで
波は凛の事を
一切聞いて来なかった

⏰:07/01/07 01:07 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#555 [ゅぃ]
わぁい、進んでる楽しみにしてました

新しいのですかそれも楽しみです頑張ってください

⏰:07/01/07 01:13 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#556 [ケまッきーx]
ゆいさンy
毎回ありがとうケx

新しいのにいくにも
この作品は
絶対書ききりますy!
だから見てッて
下さいねテ

⏰:07/01/07 01:57 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#557 [ケまッきーx]
翌日もその翌日も
地元の仲間と遊んだ。

「要の彼女見てぇ!」

「噂の凛ちゃん☆」


「連れて来いや〜」


「嫌だね。いいから行こうっ?」
要は笑った。

⏰:07/01/07 02:00 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#558 [ケまッきーx]
「絶対来年は彼女作ってやるから!!!」


一気飲みをする仲間をよそに要は窓の外を
見つめた。


飲んでいる居酒屋から
観覧車が見える

12月29日とゆう事も
あり、忘年会で
居酒屋は賑わっている

⏰:07/01/07 02:10 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#559 [ケまッきーx]
ブー・ブー・



携帯を手に取ると
公衆電話からだった。

凛だ・・・。


「ちょっとごめん」


要は手を合わせて
立ち上がる。

⏰:07/01/07 02:13 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#560 [ケまッきーx]
「はい・・・・」


「要・・?」


あー・・
2日も会って無いと
懐かしい声だ。


「どした?」


「周り騒がしい・・
外にいるの・・?」

夜の病院は静かなのか
凛の声が響いている

⏰:07/01/07 02:20 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#561 [我輩は匿名である]
>>400-560

⏰:07/01/07 02:24 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#562 [ケまッきーx]
「うん。飲んでる」


沈黙・沈黙・沈黙・・

「凛・・?」


「会いたいよ・・」


「・・・。」


「2日も会って無い!
今から来て・・?
寂しいよ・・・・」

⏰:07/01/07 02:29 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#563 [ケまッきーx]
匿名さん
ありがとうxx

⏰:07/01/07 02:30 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#564 [ケまッきーx]
「今友達といるから」

「明日は・・?」


2日前・・・


凛が剃刀で
手首を切った姿が
頭をかすめた。


私汚いから・・・


凛の言葉が
耳から離れない。

⏰:07/01/07 02:34 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#565 [ケまッきーx]
「・・無理かも。」


「何かあるの?」


「・・・友達待ってるからまたね?」


凛の言葉を聞く前に
要は電話を切った。

⏰:07/01/07 02:37 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#566 [ケまッきーx]
「ラブコール?!」


「まあね!すいませんビール下さい。」

要は作り笑顔で答えた
ブー・・ブー・・
要の携帯が震える


<<公衆電話>>


ピッ・・

要は電話を切った。

⏰:07/01/07 02:39 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#567 [ケまッきーx]
      



要の携帯の
着信履歴は
公衆電話の表示で
埋め尽された。


夜中の1時を回った時
凛からの電話は
来なくなった。


罪悪感はあった。


でも・・
浴びる程飲んだ
お酒のおかけで
朝にはそんなの
なくなっちゃってた

⏰:07/01/07 02:47 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#568 [ケまッきーx]
「なーみちゃん☆」

波の肩をに手を回す


「うわー!!もー!要にこんなに飲ませて〜」
波は要の手を離す。


「酔って無いよ〜ん☆アハハー!!凛ー☆」


「俺は凛ぢゃねえ!」

波は無理矢理
仲間の車に要を乗せた

⏰:07/01/07 02:53 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#569 [ケまッきーx]
「要平気かー?」


要の背中を摩る波。


波の家に着くと
俺はトイレに入り浸りまあ・タチが悪い奴。


「多分へいッ・・」


うっ・・とうめく俺。

「&#!!#&!!!!」


「あーあ・・・」
波は苦笑いで
目を手で隠した。

⏰:07/01/07 03:02 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#570 [ケまッきーx]
「酒弱。」


波は要に水の入った
グラスを手渡す。


要は苦笑い。


ブー・・ブー・・


波が手を合わせて
電話に出る。

⏰:07/01/07 03:06 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#571 [ケまッきーx]
「もしもし!うん。今要といる。え?良いよ。あい。ぢゃあね?」


要は立ち上がる。


「彼女だろ?行くよ。ありがとな!!」

「良いよ。いろよ!」
波は要を呼び止める


「気つかうなよ」


「要見たいらしくて」

⏰:07/01/07 03:13 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#572 [ケまッきーx]
「俺を・・?」


波は頷く。


「どーせ暇っしょ?」

昨日の凛の電話を
頭で思い出す。

手首を切る姿。

「私・・汚いから」








「まあね。」
要はその場に
座りなおした。

⏰:07/01/07 03:16 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#573 [ケまッきーx]
1時間ぐらい経って


波の彼女が来た。


「お母さん居ないんだね・・。あ・どうも」

由美子は要に会釈。
茶色い肩ぐらいの髪
が軽く揺れる。


黒目がちな目で
要を見つめる。


「あ・どうも。」

⏰:07/01/07 03:29 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#574 [ケまッきーx]
由美子さんは
何てゆうか・
凛とは全てが
正反対の女の子。


由美子は波の横に
ちょこんと座る。


「外寒かった?」
波は赤くなった
由美子の頬を撫でる


由美子は頷く。

⏰:07/01/07 03:32 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#575 [ケまッきーx]
「何か要君。想像してたのと違くて・緊張」

「あの・・・」

要が呟く。


「マフラー取りなよ?」


「あ!!うん。」
由美子は慌てて
マフラーを取る。


波が好きそうな
少し天然さん。


「こいつ・・小林とは全然違うべ?」
波は煙草に火を付けた

⏰:07/01/07 03:38 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#576 [ケまッきーx]
「確かに全然。」


要は苦笑い。


「要君の彼女
どんな子なの??」


要は言葉に詰まった


「んー・・と・・」

⏰:07/01/07 03:43 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#577 [ケまッきーx]
凛は



馬鹿正直で
昔ヤリマンで
男みたいに
サバサバしてて
手に刺青入ってて


栄養失調みたいに
手足が細くて
顔も小さくて
なのに
大きな猫目で


長くて綺麗な黒髪で
よく笑って
我慢強くて


俺を1番に
愛してくれる奴です

⏰:07/01/07 03:49 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#578 [ケまッきーx]
「要・・・?」



ハっと割れにかえった

由美子が
不思議そうに
要を見つめる。


「あぁ・・由美子さんとは全然正反対。ぢゃあ俺は・・・」


要は波の制止を
拒み帰宅した。

⏰:07/01/07 03:52 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#579 [ケまッきーx]
家に帰って
ベットでうずくまった


雨の音で我に返り
気付いたら
20時を回っていて
1日を無駄にした。


明日は31日。
病院やってるかな?
手の刺青・・・
見せてあげよ。
カウントダウンできるかな
由美子さんにも
悪い事したな。


凛が元気になったら
会わせてあげたいな

⏰:07/01/07 03:58 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#580 [ケまッきーx]
凛。



あの頃の俺は
凛の不安に
気付かないフリを
していた気がする。


俺は君に
ふさわしかった?


この日の雨は
とても鋭くて
とても大ぶりで
とても豪雨でした。


凛の一生分の涙かな?

俺と凛は
カウントダウンを
過ごす事は
出来なかった。

⏰:07/01/07 04:06 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#581 [ケまッきーx]
30日の20時30分


凛は
病院の屋上から
飛び降りた。

⏰:07/01/07 04:08 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#582 [ケまッきーx]
俺に連絡が来たのは
翌日の朝早くだった


朝にはまだ雨が
小さく降っていた。


眠っている凛は
綺麗にお化粧されて
安らかな顔をしていた

「凛・・?」
起きるはずの無い
凛の耳元で
呼んでみる。


勿論・返事は無い。

⏰:07/01/07 04:13 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#583 [ケまッきーx]
始めて
凛の親御さんに会った

泣いているお母さんは
凛にとても似ていた


「お付き合いしてました。木下要です。」


「お前っ!!!!!」

鈍い音が辺りに広がる

「あなたやめて!!」
止めに入るお母さんをよそに殴り続ける


お父さんだってゆうのは雰囲気で分かった

⏰:07/01/07 04:19 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#584 [ケまッきーx]
「何でお前・・会いに来なかったんだよ!!」

お父さんの頬が
涙で濡れる。


要はその場で
手を合わせて
頭を下げた。


「本当すいません!!」

お母さんの
泣き声が
病院にこだまする。

⏰:07/01/07 04:22 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#585 [ケまッきーx]
お葬式には


波、由美子さん、俺と
凛の地元の友達数人
で静かに行われた。


「凛ちゃん・綺麗な人だったんだね。」


由美子は要に言う。


「ブスだよ?」
要は微笑んだ。



葬式の日も
大変な豪雨だった。


俺の一生分の涙?


不思議と涙は出なくて


とゆうか実感沸かない
凛の煙を見ても
骨を見ても
実感が沸かないんだ

⏰:07/01/07 04:29 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#586 [ケまッきーx]
「ごめんね?
こんな事まで・・・」

要は首を横に振り
ダンボールに服を詰める
遺品は少なくて
ダンボール2・3個で
収まってしまった。


「これどうします?」
真新しい包み箱を
要に手渡す。


箱の中には
時計が入っていた。

⏰:07/01/07 04:33 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#587 [ケまッきーx]
「貴方が持ってて?」

「え・・?」


「要君があげた物だし忘れないように・・」

「忘れない?」


「凛の事忘れないで
上げて?・・」
涙を流す
お母さんを見て
要は頷いた。

⏰:07/01/07 04:36 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#588 [ケまッきーx]
「要ー!!!!!」


ドアをけたたましく
ノックされて
要はうざったそうに
扉を開いた。


そこには妹が
立っていた。


「何だよ・・?」


「暇だからさー?」
要を押しのけて
部屋に入りこむ。


「聞いて!私おかぁに昨日怒られたの!」

⏰:07/01/07 04:41 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#589 [ケまッきーx]
妹はベットにダイブした
水色のスウェットが
ベットのシーツに同化する

「母親ぶって言いたい事言いやがって〜!
いつも金だけ置いてくくせして・・・」


要はベットに座り
煙草に火をつけた


「聞いてる?」

⏰:07/01/07 04:44 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#590 [ケまッきーx]
要は頷く。


「正月なのに、店忙しいのかなー?」


カレンダーを見つめ
妹はふくれっ面。

「帰って来たら絶対コート買わせる!!!ん?」


「可愛いー!要の?」

時計を手にして
妹ははにかむ。

⏰:07/01/07 04:48 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#591 [ケまッきーx]
「触んな!!!」


要は妹から
時計をもぎ取る。


「誰の?彼女?」



凛の事
何て言えば良いのかな
彼女?
元カノ?
会えない彼女?
好きな人?



その時やっと俺は
凛の死を確信した。

⏰:07/01/07 04:51 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#592 [ケまッきーx]
「要?ちょっと・・」


「泣かないで・・・」

妹は要を抱き寄せる


「ッッ・・ッ・・・」


要は妹の胸の中で
子供みたいに
わんわん泣いた。

「ッ・・・!!どうしてッッ・・何でッ・・」


妹は黙って
要に胸を貸した。

⏰:07/01/07 04:58 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#593 [ケまッきーx]
・・・―――


男はゆっくり
カップに手をかける



「その後の俺は
めちゃめちゃ荒れて
酷かったと思います」


「・・辛く無いなら」男は椅子に
腰掛け直した。

要は深呼吸をして
2年前の事を
昨日・・
いや・ついさっき
起きた事のように
話し始めた。

⏰:07/01/07 05:06 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#594 [ケまッきーx]
――・・・・


「要飲みすぎ!!」


「お前最近おかしいよ!!要やめれ!!」


凛の死の事は
波にしか言わなかった
地元の奴と
毎日飲み歩いて――
行きたがらなかった
クラブにも行った―


「ねぇ何してんの?」

「今ぁ?暇人待ち☆」

「俺暇人ー!!飲も?」
自分で言うのも
何だけど
顔は悪いほうぢゃ
無いって評判なの。


「ねぇ・トイレ行こ?」
耳元で女が囁く。

⏰:07/01/07 05:16 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#595 [ケまッきーx]
クラブの女は
その日限りで
干渉もしない。
彼女ぶらない。
あの時の俺には
都合が良かった。



乱暴にトイレの扉を閉め

乱暴にキスをする。

「ぁッ!・・ンぁ・・!」

女の
求める声も
肌と肌が擦れる音も
女ののぼせた吐息も
要の耳に届かない。


ただ忘れる為に
ただ考えない為に


無心に肌を合わせて


浴びる程飲んだ。

⏰:07/01/07 05:23 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#596 [ケまッきーx]
・・――



「そんな時に智子
と出会ったんです。」

要は手をくみなおす


「智子は凛と全然違ったけど・惹き付けられました。この子なら
忘れられるかもって」

「それで付き合ったのか・・。」


要は頷いた。

⏰:07/01/07 05:28 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#597 [ケまッきーx]
「思ってた以上に
深刻だったな・・・」

男は目を伏せて
立ち上がった。


「智。お前どう思いました?」
男は部屋の扉を
ゆっくり開いた。


「智子・・・」
要は立ち上がり
足を智子に向かう。

⏰:07/01/07 05:33 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


#598 [:mao]
>>401-800

⏰:07/01/07 06:13 📱:P702iD 🆔:☆☆☆


#599 [ゅぃ]
ゅぃはまっきーファンなんで絶対見ますし応援します

凛ちゃん…悲しいっす
智ちゃんて要がうまくいきますよぉに

⏰:07/01/07 12:10 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#600 [ケまッきーx]
maoさンありがとうx

ゆいさンケy
ありがとうメイ
そう言ってもらえると
かなり嬉しいです
過去の話は終わって
現代になりますコ
カナリ未熟ですが
読んでやって
下さい咐xxx

⏰:07/01/07 15:08 📱:W42SA 🆔:☆☆☆


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