冷めた身体
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#110 [主]
雅樹は身長179a。
あたしは158a。

ちなみに和也は173a。

雅樹はあたしをすっぽり包んでくれる。


ピタッと足が止まった。

「はい!開けてい-よ☆」

ガッツリ閉じてた目を
ゆっくり開けた。

「うわあ-ッ♪」

夜景だろうとは思ってたけど
想像以上に綺麗でビックリした!

⏰:06/11/05 19:09 📱:V703SH 🆔:yl6a8Fk.


#111 [主]
「めっちゃキレー…♪」
手摺りがあったから捕まって
光の地平線を見た。

多分口半開きのアホ面だったと思う。

「ツレとこの場所見つけてさ-唯ちゃんに見せたかったんだよね〜」

「ありがとぉッ♪」

「あ、笑った〜☆
ずっと不安そ-な顔してたもんな。よしよし」

そう言ってあたしを後ろから抱きしめた。

⏰:06/11/05 19:14 📱:V703SH 🆔:yl6a8Fk.


#112 [主]
…雅樹は
何を想うんだろう?

あたしに
何を求めてるんだろう?

別れるのを待ってるのかな?

それともヤリたいだけで
こんな風にしてくれるもんなのかな。

よくわかんないけど

愛は感じる。

⏰:06/11/05 19:58 📱:V703SH 🆔:yl6a8Fk.


#113 [主]
「唯ちゃんちっこいなぁ笑」

雅樹が顔をあたしの頭に乗せて笑う。

「え-ヒ-ルだから160はあるもん!」

「そうなの〜?
てかシャンプ-の匂いやばいね。まぢ興奮すんだけど」

「シャンプ-の匂い好きなんだぁ笑」

「んーん。唯ちゃんが好きなの。」
 

⏰:06/11/05 20:04 📱:V703SH 🆔:yl6a8Fk.


#114 [主]
ドキッとした。


雅樹はこ-ゆうの上手いな。

和也だったら照れちゃって
絶対そんな事言わないし。

言っても茶化すから笑い話になっちゃうし。

甘-い夜を見せてくれる。
キラキラの夢をくれる。

雅樹は王子様みたいな
あたしにとってそんな人。

⏰:06/11/05 20:07 📱:V703SH 🆔:yl6a8Fk.


#115 [~ミィ~]
まぢ凄いですね!!
頑張ってね☆

⏰:06/11/05 20:41 📱:W32SA 🆔:jLtNy.OQ


#116 [なぁタン]
なんかちょっと昔の自分と重なったぁもっと読みたいです

⏰:06/11/05 21:28 📱:N901iS 🆔:wGLLL1aY


#117 [かよ]
私も自分と重なりすぎです
久しぶりにいい小説読んだわ〜
続き楽しみにしてます

⏰:06/11/07 04:40 📱:SH901iS 🆔:pkURbi1k


#118 [主]
皆様ありがとうございます☆ほんと嬉しいですッ↓続き↓


「雅樹…」

身体は前を向いたまま
少し振り向いて上を見た。

唇が重なる。
冷たい空気の中で
温もりが伝わる。

わかんないけど
なんか泣きそう。
 

⏰:06/11/07 13:12 📱:V703SH 🆔:9LUDjI6U


#119 [主]
「ん…ッ」

「唯…」

名前呼んで貰えるだけで

あたしは幸せで。

雅樹も和也も
傷付けて

あたしは
この景色みたいに
美しくは輝けないね。

誰か一人を温められたら

それでいいのに。

それさえも
こんな冷たい身体じゃ
無理かな?
 

⏰:06/11/07 13:18 📱:V703SH 🆔:9LUDjI6U


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