冷めた身体
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#194 [主]
涙なんて流さないよ。

あたしは
いつも
自分の為に
大事な人を裏切ってきたんだから。


馬鹿みたいに何度も
温もりを無視して来たんだから。


本気で愛されなくても
仕方ない。

最近じゃもう

そう思ってる。
 

⏰:06/11/14 16:53 📱:V703SH 🆔:g.Qc./Kg


#195 [主]
黙ったまま

手を引かれ歩く。


やっぱ目を閉じても
耳を塞いでも

こんな冷たい男は

和也にはならないね。

だってあたし

和也があったかいの

知ってる。

 

⏰:06/11/14 16:56 📱:V703SH 🆔:g.Qc./Kg


#196 [主]
プップ-ッ

暗闇を
ヘッドライトが照らし

クラクションと共に
車があたし達の前に

停まった。


バタンッ

運転席から降りてきた

「…」


雅樹だ。
 

⏰:06/11/14 16:59 📱:V703SH 🆔:g.Qc./Kg


#197 [主]
黙ったまま

木之下を睨む。


黙ったまま

あたしの手を引っ張って
助手席に座らせた。


ドアを半分開けたまま
雅樹があたしに言う。
「来ちゃった♪」


「ぷっ笑
可愛いし!」

いつもの雅樹。
あたしにとっての王子様。

⏰:06/11/14 17:05 📱:V703SH 🆔:g.Qc./Kg


#198 [主]
「唯ちゃん
100まで数えれる?」

「え〜
唯の事めちゃ馬鹿にしてる」

「アハハ(笑
目つぶってゆっくり数えててな」

「え…」

「はい!いーち
にーい」

「さーん」


雅樹は優しく
目を閉じたあたしの頭を撫でて
ドアを閉めた。

⏰:06/11/14 17:09 📱:V703SH 🆔:g.Qc./Kg


#199 [主]
それからは

男の格闘?

雅樹が木之下を
ボッコボコにした。

あたしは見てないけど。
鈍い音が聞こえたもん。


バタンッ

「ハァ〜ストレス解消♪
さ-て行くか!」

少し息切れしながら車に乗り込み
アクセルを踏んだ。

本当にきっちり100数え終わった所だった。

⏰:06/11/14 17:13 📱:V703SH 🆔:g.Qc./Kg


#200 [我輩は匿名である]
失礼します
>>170

⏰:06/11/14 18:39 📱:N901iC 🆔:6qcfw492


#201 [我輩は匿名である]
雅樹Loveいしフフ頑張ってください~~

⏰:06/11/14 19:49 📱:W31K 🆔:6XTFyE12


#202 [ゅぃ]
雅樹カッコイイ
惚れる

主さん、最高

⏰:06/11/14 20:33 📱:N900i 🆔:☆☆☆


#203 [さき]
雅樹好きワラ

⏰:06/11/14 20:50 📱:N901iS 🆔:5Ql8kuME


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