冷めた身体
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#1 [主]
好きとか
愛してるとか

言葉はもう
いらない。


だから早く
ヤル事しよ?

抱いてくれたら
身体あったまるから。 

⏰:06/11/03 20:02 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#2 [主]
「唯ちゃ-ん
逢いたかったよ」

ハイハイ。

「唯も雅樹に逢いたかったぁ〜」

笑顔で助手席のドアを開けてくれる。

お礼を言って
あたしも笑顔で乗り込む。

よく見る有り触れた夜の始まり。 

⏰:06/11/03 20:06 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#3 [主]
車に乗ると
芳香剤と
雅樹の香水の香り。


「唯ちゃん♪」

左手で
頭を撫でられる。

あたしに会うだけで
そんな幸せそうな顔
見せてくれるんだ。


あぁ、
ヤレるからか。

⏰:06/11/03 20:13 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#4 [主]
あたしの名前は唯(ゆい)。19歳。

性格は最悪。
でも身体は最高みたい。

付き合って2年の彼氏がいる。

愛し合ってたけど
最近はよく解らない。

お互い裏切ってきたから
愛って何か
よく解らなくなった。

⏰:06/11/03 20:19 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#5 [主]
運転席で
煙草に火を付けるのは
雅樹(まさき)。19歳。

出会ったのは一ヶ月前の
バイト先で。

黒肌ギャル男。
好きなタイプはお姉ギャル。

経験人数は数え切れないらしいけど

好きになったのは過去に2人なんだって。

⏰:06/11/03 20:23 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#6 [主]
ギャル男って純な奴が多い気がする。

「唯ちゃんまぢ好き〜」

「ありがと〜♪」


好きな人3人目が
あたしらしい。


あたしに彼氏がいるのは


知ってる。

 

⏰:06/11/03 20:26 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#7 []
あげェ

⏰:06/11/03 20:44 📱:F702iD 🆔:yCXBufJI


#8 [主]
雅樹とこんな
関係になったのは

彼氏と喧嘩してた時。

偶然ドライブに
誘ってくれた。


夜の海岸で
話して
キスして
あたし達は始まった。

二人で逢うのは
まだ数回目だけど。
 

⏰:06/11/03 20:50 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#9 [主]
少し車を走らせて
着いたのは雅樹の家。

もう夜中だから
静か。

実家だし
足音に気をつけて階段を上った。

雅樹の部屋。
男の子って感じ。
雑誌とかCDが散らかってる。

あ。
 

⏰:06/11/03 20:54 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#10 [主]
「ちょっと雅樹く-ん?
これ何よ。」

あたしが指で摘んで
彼の前に見せたのは

ゴムの空袋。

「…あ゙」

「誰と使ったのかしら?」

「えぇ!?かなり前のだよ!?唯ちゃんと知り合う前のやつ!」
 

⏰:06/11/03 20:59 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#11 [主]
「あっそ。」

焦っちゃって
おもしろい。

でも軽いヤキモチって
男は喜ぶ。

「え〜?唯ちゃん怒っちゃった?」

嬉しそうにベットから腰を上げて
立ったままのあたしを
後ろから抱きしめた。
 

⏰:06/11/03 21:01 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#12 [主]
「俺が好きなのは唯ちゃんだけだよ」

「…」

「まぢだって〜
怒んないで?」

「…ん。」


あたしは後ろを向いて
雅樹を見上げた。


好きとかいいから。

身体で教えて。
 

⏰:06/11/03 21:05 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#13 [主]
「唯…」

唇が重なる。

どんなに激しく舌を絡めても
あたしは何処か上の空で
冷静にキスを分析してる。

唇は薄目だな-とか
感じる様に頑張ってるな-とか。

でもこのキスは
エッチまでのただの過程なのか
愛があるのか

それだけはわかんない。

⏰:06/11/03 21:06 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#14 [主]
「ん…ハァ…ッ」

唾液が混ざり合うくらい

何度も何度も

キスをする。

そのままベットに倒れ込む。


キスに時間かけてくれる男は
好き。
 

⏰:06/11/03 21:09 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#15 [主]
段々息が荒くなって

手が胸に

舌が首筋に移動する。

あーやばい。
この感覚。


「んんッや…
耳のとこ…だめ…ッ」


「ん〜?耳がいいの?笑」

いたずらに笑いながら
耳元で呟く
低くて甘い声。

ゾクゾクする。
 

⏰:06/11/03 21:11 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#16 [主]
「ぁんッ…ハァ…」

胸を激しく揉んでくる
興奮が伝わると
余計感じる。

もう全部忘れたい。

指を噛んで
声を堪える。

「ハァ…んッ…ん…ッ」

「声出してい-よ?」

「…だッて…聞こえちゃ…」

「聞こえねぇって。」

⏰:06/11/03 21:12 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#17 [主]
また耳元で呟く。

指先は充分濡れたアソコに。
敏感な部分を
円を描く様に触る。

上下にしか触らない男は
あんまH経験ないよね。

「濡れ過ぎ…」


やばい
雅樹上手い。
 

⏰:06/11/03 21:27 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#18 [主]
「んぁ…はぁ…あんッ」

身体がビクビクする。

アソコはグチョグチョだし
あたしってまじ変態。

「ぁ-すげぇ…」

もう…そーゆう呟き系の言葉弱いんだってば。

「好き」とか目見て言われるよりも
目閉じたまま「あー…」とか言われた方が
感じる。

嘘っぽくないから。
 

⏰:06/11/03 21:30 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#19 [主]
雅樹は完璧あたしの反応楽しんでる。

期待に応えるみたいに
あたしのアソコからは
止まらず蜜が溢れ出して
声も漏れる。

たまたま雅樹の股に手が当たった。

めっちゃ立ってるし
めっちゃ硬いんだけど。

「ね…ハァ…すごいよ…?」
 

⏰:06/11/03 21:32 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#20 [しいな]
頑張ってネ
最後まで読むから

⏰:06/11/03 21:34 📱:SH901iS 🆔:KaRZDMHw


#21 [主]
握らずに
上下に摩る。

「ん…ッ」

「達也こそヤバイじゃん…笑」

ヤラれるばっかは
好きじゃないからね。
片面に寄らず。
守ったら攻め。


爪先で上下になぞる。

雅樹の手が止まった。

「ちょッ…やばいって」
 

⏰:06/11/03 21:35 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#22 [主]
↑達也×
雅樹○
です。ごめんなさい☆

しいなさン♪読んでくれてありがとデスッ☆☆

⏰:06/11/03 21:37 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#23 [主]
「やばいね(笑
おっきぃ…」

少し強めに摩る。

やり続けると
大概の男は言う。

「唯ちゃ…直接触って…?」

って。

かわい-なぁ。

ゆっくり手を延ばし
直接触る。

握っただけで
先から液が出る。
 

⏰:06/11/03 21:41 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#24 [主]
「ぅッ…ハァ…ハァ…」

握った物を
上下にゆっくり

強弱付けて動かす。

たいした事は何もしてない。

雰囲気とか
タイミングとか
息遣いとか
焦らし。

それを絶妙な間隔で合わせるの。
 

⏰:06/11/03 21:43 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#25 [主]
「やべ…ッなにこれ…」

感覚に戸惑う姿が好き。

他の女じゃ与えられなかった
快感。

あたしが初めて与える快感。


これでもう
雅樹はしばらく離れていかない。

独りにならなくて済むよね。

寂しい夜はなくなるんだ。
 

⏰:06/11/03 21:45 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#26 [主]
先に優しくキスをする。

雅樹は息を漏らしてる。

くわえずに
唾液塗れのキスを
ゆっくり下まで。

「ぅ…ッちょ…待っ…」

「やめて欲しい?」

顔を上げて聞くと
なんとも色っぽい顔で
あたしを見る。

どんなSぶってる男でも
絶対Mな部分はあって。

そこを引き出せる女がきっと
今の時代勝つんだよね。

⏰:06/11/03 21:48 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#27 [主]
昔から
猫みたいな
あたし。

優しく見えて
冷たいし
甘えるけど
突き放すし
アホっぽいけど
中身はあるって言われるし。

こんなんだけど
男は真剣に想ってくれる。
そんくらいは
あたしにも分かる。

あたしも本気で
人を愛した事あるから。
 

⏰:06/11/03 21:51 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#28 [主]
「も…イキそ-なんだけど…ッ」

「イキたい?」

ねっとりした
唾液を絡ませて
上からゆっくり喉に突き刺す。

「ふぁ…ッあ…」

舌は絶対離さない。
唇も緩めない。
手も止めない。

「ハ…ッうぁ…ちょ…ッ」

唾液で
ぐちょぐちょゆってる。

⏰:06/11/03 21:52 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#29 [主]
「は…唯…く…ッイクッ…」

どくん
どくんッ

口ん中に
あったかい液体が
広がる。

全部出たら
ゆっくり口を離す。

ゴクンッ

「…ハァ…ハァ…ッ」

肩で息をしながら
雅樹が虚ろな瞳であたしを見る。
 

⏰:06/11/03 21:53 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#30 [主]
口から漏れた液を
指で拭ってくわえる。

「ハァ…ハァ……」

「大丈夫?」

「…ハァ…お前まじやべ-って」

手を掴まれて
ベットに倒された。

いきなり股に顔を埋めて
舐め初めた。

「んぁあ…んッ」

⏰:06/11/03 21:56 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#31 [主]
息が荒いままだから
やたら気持ちいい。

強引なのは好き。

愛はいらない。

欲望だけで
求められた方がいい。
身体だけでいい。

今のこんな
腐ったあたしは。


「んぁ…ッやあ…」

ピチャピチャ…ズル…

わざと音を立てて
舐めたり吸ったり。

⏰:06/11/03 21:57 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#32 [主]
確かなもんなんて
あたし達にはない。

だけど胸も痛くない。
感情はある
だけど辛くはない。

こんなんでいい。

こんなんがいいんだ。


「ぁ…ハァ…んッあん…ッ」

舌は動いたまま
太くて長い指が入ってきた。

⏰:06/11/03 22:01 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#33 [主]
グチュ…

「んんッ…ハ…ッあ」

「一本でキツイじゃん」

うわ
雅樹の指…めっちゃいい。

「あん…ん…ッ
気持ちぃ…ハァ」

「気持ちい?」

指を出し入れしながら
耳にキス。
首筋をベタベタに舐め回す。
 

⏰:06/11/03 22:03 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#34 [主]
「うん…ッぁッや…やぁ…ッ」

「まじ可愛い…
唯…入れたい」

声も反則。
ゾクゾクするってば。

「ん…ッ…」

入口をぐちゅぐちゅされて
あたしも早く欲しくて
腰が疼く。

「入れて欲しい?」

そう言って
見下ろす顔が
あたしを見下してるみたいで
また濡れた。

⏰:06/11/03 22:13 📱:V703SH 🆔:AAHkpFjo


#35 [なんじゃ]
ちょリアルでエロい 頑張りまくって

⏰:06/11/04 00:08 📱:P901iTV 🆔:drLHQAN6


#36 [主]
感想ありがとうッ☆書きまぁす

⏰:06/11/04 00:49 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#37 [主]
「ぁ…んッ入れて…早く…ッ」

呼吸も髪も乱れてる。

容赦なく突き上げる快感が

全て忘れさせてくれる。

悲しい事も
ムカつく事も

そして
アイツの事も。


「あッあッ…ん…ッ」

「ハア…く…唯…
めっちゃ気持ちい…ッ」

⏰:06/11/04 00:51 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#38 [主]
グチュッグチュッ

雅樹が突く度に
いやらしい音が響く。

「ぁ…ッ声…でちゃぅ…ッて」

「いーよ…聞かせて…」

雅樹の甘い声が聞きたくて
わざとこういう事言うあたし。

雅樹はあたしの足を持ち上げて
スピードを上げた。
 

⏰:06/11/04 00:55 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#39 [主]
「んん…ッや…ぁん…ッ」

「ハァハァ…
やべ…俺すぐ…
イッちゃいそーなんだけど」

子供っぽく笑いながら
たまに動きを止める。

その度にキスをして
それが可愛くて
愛しくなった。

「ん…いーよ
イッても」

「やだ
もうちょい」

⏰:06/11/04 00:58 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#40 [主]
指を絡ませて
激しく動くと
ベットが軋む。

二人の息と体温で
身体が熱い。

グチュッグチュッ

「あ…んんッぁん…」

「唯…好きだよ」

耳元で呼ばれる名前
苦しそうな声で言う言葉も
気持ち良い。

⏰:06/11/04 01:01 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#41 [主]
ガンガン突いてくる

胸も耳元も唾液でベタベタ

「あ…やべ…イク…ッ」

苦しそうにそう言って
中でドクドクしたのが分かった。
 

⏰:06/11/04 01:03 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#42 [主]
「ハァハァ…」

息が上がったまま
唇を重ねる。

離れると
雅樹はとても優しい顔で。

「大丈夫?」

髪を撫でてくれた。

そこに愛があるような気がした。

⏰:06/11/04 01:05 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#43 [主]
「だいじょ-ぶ…」

「待ってね」

雅樹はティッシュを何枚か取って
あたしのアソコを拭こうとした。

「あ、自分で拭く…ッ」

「何〜?
恥ずかしいの?笑」

「違うもん!」

またいつものあたし。

身体
あったまったかなぁ。

⏰:06/11/04 08:29 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#44 [主]
「あぁ〜まぢやばかったわー」

ベットに仰向けに倒れる。
あたしはベットに座ったまま雅樹を見た。

「雅樹やばいって言い過ぎ(笑」

雅樹は満足そうな笑顔。

「まじか〜
でもやばかった」

⏰:06/11/04 08:32 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#45 [主]
「どーやばいの〜?」

「俺と唯ちゃん相性いいよね(笑」

「え〜相性とかよくわかんないよぉ(笑」


やばい=良かった
って事ね。

えっちを褒められるのは慣れてる。

所詮
そんだけの女だから。


やっぱ
身体
冷たいままだ。

⏰:06/11/04 08:38 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#46 [主]
泊まってけって
言われたけど

明日早いからって
言って
送ってもらった。


シャワ-で身体を流す度に思う。

あたし何してんだろって。

同時に言い訳も。

そんなすぐに
強くなんかなれないって。
 

⏰:06/11/04 08:40 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#47 [主]
独りは嫌。

繋がりがないと

温もりがないと

怖い。


誰かに求めてもらいたい。

じゃないとあたしが生きてる意味が

解らなくなるから。

⏰:06/11/04 08:43 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#48 [主]
次の日

メイクも髪もばっちりで
携帯片手に家を出る。

彼氏の車だ。

そう。
さっき違う男に抱かれた身体で
彼氏に会うあたし。

何事もなかったみたいに。

いつもの笑顔で。
 

⏰:06/11/04 08:46 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


#49 [あ]

ガンバ

⏰:06/11/04 08:51 📱:N902i 🆔:/6fM4.o6


#50 [主]
「唯ちゃんだ〜♪」

「かずちゃんおはよ!」

車に乗り込むと
今度は彼氏の香りに包まれる。

あたしはそれを
躊躇う事なく受け入れるんだ。

「唯ちゃんは今日も可愛いね!」

「ありがとッ♪」

⏰:06/11/04 08:52 📱:V703SH 🆔:QJrKc6o.


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