冷めた身体
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#142 [主]
ビクッ
身体が跳ねた。
振り返った先に
居たのは
高校の時と変わらない
片端だけで笑う口元。
狂った瞳。
「…」
あたしは言葉が出なかった。
血の気が引いた。
木之下だ。
:06/11/09 20:42 :V703SH :q6aZCieU
#143 [マサ]
頑張って下さい~~
<<80-130
:06/11/09 20:46 :W41CA :f9UKVsLg
#144 [主]
マササンありがとう☆
「ユイ〜メールシカトしないでよ〜」
やだ。
なんで?
何でいるの?
クスクス笑いながら
じりじり近づいて来る。
怖くて
動けない。
:06/11/09 20:51 :V703SH :q6aZCieU
#145 [主]
「固まっちゃって
どしたぁ〜?
つ-か1人で外出なんて珍しいじゃ〜ん」
は?
何でそんな事知ってんのよ。
「お前いっつも男が車で迎え来るもんなぁ!
姫かっつーの笑」
…何?
見られてたって事?
怖い。
来ないで。
:06/11/09 20:55 :V703SH :q6aZCieU
#146 [主]
目の前に
木之下が立った。
冷たい風に混じった
独特な匂い。
変わってない。
高校の時の記憶が
フラッシュバックした。
:06/11/09 20:58 :V703SH :q6aZCieU
#147 [主]
高校1年の冬。
あたしは木之下にレイプされた。
あの日も
今日みたいな寒い日で
これくらいの時間帯で
外は暗かった。
あたしは居残りを終わらせて
教室を出たんだ。
:06/11/09 21:00 :V703SH :q6aZCieU
#148 [主]
「廊下寒〜…」
あたしは指だけセーターの袖から出して
あったかい息を吹き掛けながら
階段を降りていた。
人の気配がなくて
めちゃくちゃ恐かったのを覚えてる。
下駄箱で靴に履き代えて
外に出た時だった。
あたしの口は
誰かに塞がれた。
:06/11/09 21:04 :V703SH :q6aZCieU
#149 [主]
「?!」
意味がわかんなかッた。
何が起こったのか
起こってるのか
わからなかった。
どんな体制かもわからないまま
近くの体育倉庫に押し込まれた。
ゴ-ッガチャンッて音がして
扉が締まった。
:06/11/09 21:08 :V703SH :q6aZCieU
#150 [主]
あたしはつまずいて
体育マットの上に
ひざまずいた。
体育倉庫には小さい
豆電球が灯ってた。
「ほんとに来たじャ〜ん♪」
その声に顔を上げると
男の先輩が
5人。
中心に
木之下が居た。
:06/11/09 21:13 :V703SH :q6aZCieU
#151 [あゅ]
主サーン
ず
ッと読ンでます
この小説マヂすき
・艸・)
リアルすぎー
ホンマぢょーず
これカラも読み続けるケン
頑張ってねー(
´∪`)
:06/11/09 22:19 :P902iS :☆☆☆
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