冷めた身体
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#337 [主]
「‥なんで
そ-ゆう事言う‥」
雅樹は強くあたしの手を引っ張り
すぐ後ろにあった
ベットに
押し倒した。
上に乗り
乱暴に唇を塞ぐ。
「んん‥ッ」
痛くない。
苦しくない。
切ない。
:06/11/26 23:38 :V703SH :deuPE37A
#338 [リぉ]
:06/11/27 03:48 :N901iC :cUKJB3YA
#339 [さき]
ァタシ泣いちゃってるよぉ
更新楽しみデス
:06/11/27 14:39 :P902i :☆☆☆
#340 [主]
コメ嬉しいです☆ありがとぉッ
絡み合う舌が
音を立てる。
唇を離した。
静かに開いた瞳に
泣きそうな雅樹が映った。
:06/11/28 01:09 :V703SH :hV0rypts
#341 [主]
「俺‥
唯ちゃんとは遊びだし‥ッ」
あたしは目を見たまま
頷く。
「うん‥」
「唯ちゃんとか‥
最初からヤリ目だったし‥ッ」
「うん‥」
「唯ちゃんなんか
唯‥」
:06/11/28 01:12 :V703SH :hV0rypts
#342 [主]
無理だよ雅樹。
あたしには
分かっちゃうんだよ。
雅樹のキスが優しい事
あったかい事
愛がある事。
:06/11/28 01:13 :V703SH :hV0rypts
#343 [主]
雅樹は起き上がり
思いっきりあたしの腕を引っ張り
立て膝のまま
強く抱きしめた。
「俺最初から‥
好きだったよ
唯ちゃんの事」
やり場のない言葉が
腕の強さと一緒に
胸に刺さる。
「まじで
好きだったんだよ‥」
:06/11/28 01:15 :V703SH :hV0rypts
#344 [主]
「うん‥」
あたしは背中に手を回して
頷く事しか出来なかった。
「唯‥」
抱きしめる身体は
いつも大きかったのに
今日はとても
小さく感じて
雅樹の声が
消えてしまいそうで。
:06/11/28 01:17 :V703SH :hV0rypts
#345 [主]
「雅樹‥」
強く抱きしめる。
何をしても
結末は変わらないって
あたし達ちゃんと
分かっていたよね。
それでも最後に
求め合ったんだ。
:06/11/28 01:18 :V703SH :hV0rypts
#346 [主]
首筋を舌先が走る。
「ん‥ッ」
ちゅ‥
甘い感触が
身体中を包む。
「ハァ‥あ‥ンッ」
「唯‥」
:06/11/28 01:22 :V703SH :hV0rypts
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