バトルロワイヤルの世界を借りた物語
最新 最初 🆕
#5 [高見]
斎藤とは高校で知り合った仲なのだが、性格は明るく、クラスの人気者だ。

いつもツンとしていてクラスでは不良生徒とみなされている仁となぜか仲が良い。

⏰:06/11/21 22:31 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#6 [高見]
「ああ、校長はやく話終われよな。」

校長をキッと睨みながら仁は応えた。

⏰:06/11/21 22:51 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#7 [高見]
「そんなこと言わないの。仁。」

隣にならんでいた髪の長い、色白の、いかにも美少女といった感じの女の子が仁へ顔だけを向けて言った。

⏰:06/11/21 22:59 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#8 [高見]
出席番号21番 神田 雪だ。なぜか事あるごとに仁にかまってくる。クラスの人気者で、2年3組の委員長をやっている。持ち前の明るさで男子女子問わず好かれている。

⏰:06/11/21 23:14 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#9 [高見]
「うるせーよ。」

仁の冷たいこたえに、雪はムッとした様子で前を向いた。

⏰:06/11/21 23:18 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#10 [高見]
………………

校長のうるさい声が耳に入ってくる。はやくだまれ。

⏰:06/11/21 23:22 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#11 [高見]
そんな風に思っている時だった。


急に耳に聞いたことのないようなデカイ声が入ってきた。

⏰:06/11/21 23:27 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#12 [高見]
オマエラッ!

そう聞こえたと理解するのに少しの間を要した。

⏰:06/11/21 23:29 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#13 [高見]
校長がマイク越しに物凄くデカイ声で言ったのだ。

さっきまで騒ついていた体育館が、虫の泣く声が聞こえそうなくらい静まり返った。

⏰:06/11/21 23:40 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#14 [高]
「オマエラなぁ!!今楽しいか?今生きている事が楽しいか?……楽しくないだろう?なんの目的もなくただ生きているのは楽しくないだろう?そうだよなぁ!校長先生は見てて分かるぞ。」

⏰:06/11/21 23:47 📱:P901i 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194