バトルロワイヤルの世界を借りた物語
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#8 [高見]
出席番号21番 神田 雪だ。なぜか事あるごとに仁にかまってくる。クラスの人気者で、2年3組の委員長をやっている。持ち前の明るさで男子女子問わず好かれている。
:06/11/21 23:14
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:☆☆☆
#9 [高見]
「うるせーよ。」
仁の冷たいこたえに、雪はムッとした様子で前を向いた。
:06/11/21 23:18
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:☆☆☆
#10 [高見]
………………
校長のうるさい声が耳に入ってくる。はやくだまれ。
:06/11/21 23:22
:P901i
:☆☆☆
#11 [高見]
そんな風に思っている時だった。
急に耳に聞いたことのないようなデカイ声が入ってきた。
:06/11/21 23:27
:P901i
:☆☆☆
#12 [高見]
オマエラッ!
そう聞こえたと理解するのに少しの間を要した。
:06/11/21 23:29
:P901i
:☆☆☆
#13 [高見]
校長がマイク越しに物凄くデカイ声で言ったのだ。
さっきまで騒ついていた体育館が、虫の泣く声が聞こえそうなくらい静まり返った。
:06/11/21 23:40
:P901i
:☆☆☆
#14 [高]
「オマエラなぁ!!今楽しいか?今生きている事が楽しいか?……楽しくないだろう?なんの目的もなくただ生きているのは楽しくないだろう?そうだよなぁ!校長先生は見てて分かるぞ。」
:06/11/21 23:47
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:☆☆☆
#15 [我輩は匿名である]
:06/11/21 23:57
:P901iTV
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#16 [高]
……何を言っているんだ、こいつは?
そう思った。何が言いたいんだ?
:06/11/22 02:07
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#17 [高]
校長は深く息を吐き、こう続けた。
「みんなにはなあ、生きている意味を知ってもらいたい。意味もなく生きているなんてもったいないじゃないか。……これはこの国の大人達全員の意見だ!だからな、俺たち大人は君たちに生きる意味を知ってもらうために、あるイベントを用意したんだ。ただ、残念ながらそのイベントはこの国の子供たち全員に参加してもらう訳にはいかないんだ。予算やらなにやらいろいろあるからな。」
:06/11/22 02:19
:P901i
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