バトルロワイヤルの世界を借りた物語
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#43 [高]
「こいつを付けてもらうからね。こいつは最新技術を使ったレーダーだ。君たちがどこにいるのか分かるんだ。しかも、チームごとに周波数を変えてあるから、どのチームのやつか分かるんだよ。うん、だからね、そのチームの誰かが逃げようとしたり、おかしな事をしようとしたら分かるんだよな。うん、こいつは爆弾の機能も付いてて、そういうやつがいたら、連帯責任でそのチーム全員死ぬからなあ。気を付けろよ。まぁ、学校から出ようとしたら、すぐにこれは爆弾するけどなあ。」

⏰:06/11/23 03:41 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#44 [高]
あんなもん付けろってか?


もう元の列にない体育館だが、隣にいた雪は元にいた場所から動いていなかった。

周りの女子生徒達が泣いている中、雪は泣いていなかった。

さすがだな。そう思ったが、よく見ると顔はとても怯えていた。

⏰:06/11/23 03:56 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#45 [高]
こんな状況におかれて、やはり恐いのだろう。しかし、責任感の強い雪は泣くことができない。人に弱味を見せたくないのだ。

⏰:06/11/23 04:16 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#46 [高]
ふと雪の顔を見ている時、校長のあの汚らわしい声が耳に入って来た。やりたくもない悪魔のゲームの説明の続きだ。

⏰:06/11/23 04:21 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#47 [高]
「うん、分かってくれたかな?ではこいつの説明は終わり。次に制限時間を言うぞー。しっかり聞いとけよな!制限時間は今日から1週間後の4月13日の午後12時ジャストだぞ。これまでに生き残りチームが2チーム以上ならみんなの首が取れちゃうからな。頑張って他のチームを殺せよな!」

⏰:06/11/23 04:33 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#48 [高]
……最後の1チームになるよう命懸けで殺し合え?クソッたれ!

⏰:06/11/23 04:52 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#49 [高]
「みんな武器について知りたいと思うから言っておくな。武器は2年1組から順番に、好きな番号を1〜10の中から言ってもらって、その番号の武器達で戦ってもらうからな。当たり外れはあるけど、文句を言わないように!」

「では、2年1組から教室に帰ってもらう。2年1組の生徒は左玄関に集まれ。」

⏰:06/11/23 16:45 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#50 [高]
2年1組の生徒が左玄関に集まっていく。

なにか軍人から話をされたあと、2年1組の生徒が体育館を出ていく。誰もが重たい顔をして、生きる気力を失っている。

当たり前か……

⏰:06/11/23 16:50 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#51 [高]
次に2年2組が出ていく。


すぐに2年3組の番がきた。
「よし、じゃあ次2年3組。」

校長の声を聞き、いつもの見たことある顔が玄関に集まる。

⏰:06/11/23 16:54 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#52 [高]
互いに仲の良いもの同士でひっつき合っている。ただ、しゃべるものはいない。

⏰:06/11/23 18:15 📱:P901i 🆔:☆☆☆


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