バトルロワイヤルの世界を借りた物語
最新 最初 全 
#67 [高]
仁は小、中学校と野球をしていた。
ショートで4番。野球を始めて1年後の小学4年からそれは仁の定位置となっていた。
背番号は7番。これは中学になってからついたもの。
仁は背番号なんてどうでもよかったが、当時野球部のマネージャーをしていた雪が、仁は7番が似合う。と言ってなかば強制的につけられた。
:06/11/24 00:02
:P901i
:☆☆☆
#68 [高]
7番は嫌いではなかった。
小、中学校の出席番号も7番。
吸っているタバコもセブンスター。この国で手に入れるのはとても困難だが。
:06/11/24 00:13
:P901i
:☆☆☆
#69 [高]
そんな事をふと思い出してしまった。なぜだろう。今のこの、デタラメな状況から逃げたかったからだろうか。
:06/11/24 00:18
:P901i
:☆☆☆
#70 [高]
クソッたれ!逃げられるものなら本当に逃げ出したい。
:06/11/24 00:45
:P901i
:☆☆☆
#71 [高]
そう思っている仁の耳に軍人のあの低い声が入ってきた。
「よし。7番だな。武器はあとから教室へ持っていくからな。」
「それでは俺について来い。絶対に列を乱すなよ。それと、絶対にしゃべらないように。」
:06/11/24 00:54
:P901i
:☆☆☆
#72 [高]
そう言うと、軍人は玄関の方へと歩き始めた。
クラスの列がその軍人について歩き始める。
:06/11/24 01:02
:P901i
:☆☆☆
#73 [高]
兵庫県立慈愛高校の校舎は広い。
3階建ての校舎で、特に何棟と分かれている訳ではないが、10年前に建築された時は県内で1番の大きさをほこっていた。
:06/11/24 01:31
:P901i
:☆☆☆
#74 [高]
その大きな校舎のメインは、1階が3年、2階が2年、3階が1年の教室となっており、その教室の北側には中庭があり、中庭をグルッと囲むように、音楽室や科学室などの学科ごとの教室がある。
真上から見ると四角い形をしている。
:06/11/24 17:44
:P901i
:☆☆☆
#75 [我輩は匿名である]
頑張ってください!
俺こういう話超すきです(^O^)
:06/11/24 17:54
:P902iS
:☆☆☆
#76 [高]
体育館を出るとすぐに長い廊下がある。そこを真っすぐ進むと3年の教室があるのだが。その3年の教室に差し掛かる前にある窓から、中庭が見える。
いつもの見慣れた中庭。しかしあきらかに場違いな軍人が8人ほどマシンガンを持って立っている。
その軍人達がマシンガンをこちらに向けた。
俺たちに反抗させないための圧力でもかけているのだろうか。
:06/11/24 23:40
:P901i
:☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194