バトルロワイヤルの世界を借りた物語
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#13 [高見]
校長がマイク越しに物凄くデカイ声で言ったのだ。

さっきまで騒ついていた体育館が、虫の泣く声が聞こえそうなくらい静まり返った。

⏰:06/11/21 23:40 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#14 [高]
「オマエラなぁ!!今楽しいか?今生きている事が楽しいか?……楽しくないだろう?なんの目的もなくただ生きているのは楽しくないだろう?そうだよなぁ!校長先生は見てて分かるぞ。」

⏰:06/11/21 23:47 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#15 [我輩は匿名である]
頑張ってくれ

⏰:06/11/21 23:57 📱:P901iTV 🆔:☆☆☆


#16 [高]
……何を言っているんだ、こいつは?

そう思った。何が言いたいんだ?

⏰:06/11/22 02:07 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#17 [高]
校長は深く息を吐き、こう続けた。

「みんなにはなあ、生きている意味を知ってもらいたい。意味もなく生きているなんてもったいないじゃないか。……これはこの国の大人達全員の意見だ!だからな、俺たち大人は君たちに生きる意味を知ってもらうために、あるイベントを用意したんだ。ただ、残念ながらそのイベントはこの国の子供たち全員に参加してもらう訳にはいかないんだ。予算やらなにやらいろいろあるからな。」

⏰:06/11/22 02:19 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#18 [高]
そこまで校長がしゃべり終えた時、シンと静まりかえった体育館に大きな声が響いた。

「おい!てめぇ何が言いたいんだよ!」

⏰:06/11/22 02:25 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#19 [高]
男子生徒の声。3年の列からだ。誰かがしびれをきらしたようだ。


……そうだよ、何が言いたいんだよ?イベント?と仁が思ってる時だった。いきなりなにかが破裂したような音が体育館を揺らした。

⏰:06/11/22 02:34 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#20 [高]
なんだ!?と思った瞬間だった。

「ぎゃーーーーー!」
「嫌あーーーー!」

と叫び声が聞こえた。声のする方を振り向くと、腹が吹き飛んで内蔵が飛び出ている死体が目に飛び込んできた。死体から遠ざかろうとする生徒達とともに。

⏰:06/11/22 02:47 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#21 [高]
初めは死体と認識できなかったが、あれは間違いなく死んでいる!撃たれたのだ!体育館の上の方にある観客席には、大型のショットガンを持った軍人のような人がいる!

⏰:06/11/22 02:54 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#22 [高]
胸の鼓動が速くなるのがわかった。ただ、頭の中は真っ白だった。

「仁!!なんだよこれ!?」

斎藤が腕を掴み、訳が分からない!といった表情で仁に言った。

⏰:06/11/22 03:05 📱:P901i 🆔:☆☆☆


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