バトルロワイヤルの世界を借りた物語
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#20 [高]
なんだ!?と思った瞬間だった。

「ぎゃーーーーー!」
「嫌あーーーー!」

と叫び声が聞こえた。声のする方を振り向くと、腹が吹き飛んで内蔵が飛び出ている死体が目に飛び込んできた。死体から遠ざかろうとする生徒達とともに。

⏰:06/11/22 02:47 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#21 [高]
初めは死体と認識できなかったが、あれは間違いなく死んでいる!撃たれたのだ!体育館の上の方にある観客席には、大型のショットガンを持った軍人のような人がいる!

⏰:06/11/22 02:54 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#22 [高]
胸の鼓動が速くなるのがわかった。ただ、頭の中は真っ白だった。

「仁!!なんだよこれ!?」

斎藤が腕を掴み、訳が分からない!といった表情で仁に言った。

⏰:06/11/22 03:05 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#23 [高]
「知るかよ!なんだよこれは。」

仁が大声で斎藤に、逆に問い返した。

騒然となる体育館。悲鳴と騒つきがやまない。死体を目の前にして嘔吐する生徒もいる。

(今何が起こっている?)

⏰:06/11/22 16:23 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#24 [高]
その騒つきを止めたのは、またあの声だった。

「静かにしなさい!本当に、こんな事で驚いていたら、生き抜けないぞ。」

⏰:06/11/22 16:26 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#25 [高]
騒つきが止まった。いや、誰もが、騒ぐと殺されると分かったのだ。

シンとなる体育館。誰もがステージ上の校長の顔を見ている。

その校長の顔がニヤッと気色の悪い笑顔を見せた。

⏰:06/11/22 17:07 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#26 [高]
「うん、そう、それでいいんだよ。人の話は聞かないとな。」

白髪頭を掻き、気色悪い笑顔で続ける。

⏰:06/11/22 17:31 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#27 [高]
「これから君たちには、戦争をしてもらいます。」

⏰:06/11/22 17:37 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#28 [高]
戦争?ここで?馬鹿げている。……いや、少し違うが似たような事を聞いた事がある。

『BR法』

⏰:06/11/22 19:20 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#29 [高]
俺たち子供を恐れた、頭の悪い大人たちが作った法律。

年に一度ランダムに選ばれた中学校の一クラスで殺し合いをさせる法律。

しかしこの法律は、中学校で、しかも一クラスだけのはず。

……校長の言ってる事は、BR法と関係ないのか?

⏰:06/11/22 19:48 📱:P901i 🆔:☆☆☆


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