-三年-*期限付きの彼*
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#123 [しほン]

春理『え―….


―…本屋さん。』

普通なら
買い物とかゲームセンターとか
だったかな―…??汗

私.選択肢
間違えた?!涙

⏰:06/12/19 00:24 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#124 [しほン]

相原『おッけ。じゃ行こ』

春理はそっと
相原の服のそでを
つまんだ。

相原『―……〃』


⏰:06/12/19 00:33 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#125 [しほン]





相原『うわぁー―…
難しそうなタイトルばッかだなー』

小説がズラッと置いてある棚を
見上げて相原が言った。


⏰:06/12/19 00:35 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#126 [しほン]

春理『でも見てみると意外に
おもしろかったりする小説.
いっぱいあるよ!!』

相原のとなりで
棚を見上げた春理が言った。


⏰:06/12/19 00:36 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#127 [しほン]


―ドンッ――

『あ.すみません。』

小さい子供を抱っこした
父親が春理にぶつかった。

春理『あ―….いえ。』


⏰:06/12/19 00:38 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#128 [しほン]

その男性は
頭を軽く下げ
行ってしまった。

春理は
その人が見えなくなるまで
目で追っていた。


⏰:06/12/19 00:39 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#129 [しほン]

相原『松浦―…??
どーした??』

相原の言葉で
我に返った。

春理『あ.うぅん。

ただ優しそうなお父さんだなーッて。』


⏰:06/12/19 00:41 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#130 [しほン]



きっとあの小さい子供は
父親がいることを
【当たり前】だと
思い生きていくんだろうな―…。


大切なものはなくなってからじゃなきゃ
わかんない。

でも私の場合は違った。

最初からいなかった―…。

⏰:06/12/19 00:43 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#131 [しほン]

相原『松浦も帰ったら
いっぱい甘えればいいじゃん。』

相原は知らない。
春理に父親がいないことを。


春理『―………うん。』


⏰:06/12/19 00:45 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#132 [しほン]



甘えたくても
【いない】んだもん。

帰っても
【いない】んだもん。


⏰:06/12/19 00:46 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


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