-三年-*期限付きの彼*
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#127 [しほン]
―ドンッ――
『あ.すみません。』
小さい子供を抱っこした
父親が春理にぶつかった。
春理『あ―….いえ。』
:06/12/19 00:38
:F902iS
:☆☆☆
#128 [しほン]
その男性は
頭を軽く下げ
行ってしまった。
春理は
その人が見えなくなるまで
目で追っていた。
:06/12/19 00:39
:F902iS
:☆☆☆
#129 [しほン]
相原『松浦―…??
どーした??』
相原の言葉で
我に返った。
春理『あ.うぅん。
ただ優しそうなお父さんだなーッて。』
:06/12/19 00:41
:F902iS
:☆☆☆
#130 [しほン]
きっとあの小さい子供は
父親がいることを
【当たり前】だと
思い生きていくんだろうな―…。
大切なものはなくなってからじゃなきゃ
わかんない。
でも私の場合は違った。
最初からいなかった―…。
:06/12/19 00:43
:F902iS
:☆☆☆
#131 [しほン]
相原『松浦も帰ったら
いっぱい甘えればいいじゃん。』
相原は知らない。
春理に父親がいないことを。
春理『―………うん。』
:06/12/19 00:45
:F902iS
:☆☆☆
#132 [しほン]
甘えたくても
【いない】んだもん。
帰っても
【いない】んだもん。
:06/12/19 00:46
:F902iS
:☆☆☆
#133 [しほン]
甘えたい。
だれに―……??
会ったこともない
パパに―……??
会いたい。
絶対
無理。
:06/12/19 00:47
:F902iS
:☆☆☆
#134 [しほン]
私は知らない。
パパの声
パパの性格
パパのしぐさ
パパの好物
知らないことだらけ
なんだよ。
:06/12/19 00:50
:F902iS
:☆☆☆
#135 [しほン]
:06/12/19 00:55
:F902iS
:☆☆☆
#136 [オダギリジョン]
たった今前のやつ読ませてもらいましたぁ

普段なら感想とか書かないけどこの小説読んでなんか伝えたいと思って書きましたぁ

泣きました

すごい才能もってますよねぇ

こんなに優しくて感動できる小説が書けるってことは書いたシホンさんもすごい優しい心の持ち主なんだろぅなぁと思います

続編も読ませてもらいますね

ありがとうございます

:06/12/19 02:06
:P903i
:☆☆☆
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