゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#197 [三ッ葉]
新「はいはい、お帰り〜;;」


私は、先輩に"なんて事するんですかッ!!;"って言おうと思って口を開こうとした―――

でも、あれは笙吾先輩なりに助けてくれたんだ!!

素直に受け入れなければッ――!!


と、自分の心の声に私は、コクコクとうなづいた

龍「梨緒…何うなずいてんの?;;」
梨『なっ…何にもないですッ!!』

私、変人みたいじゃんッ;

⏰:07/01/09 00:32 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#198 [三ッ葉]
新「梨緒ってたまに自分の世界入ってくよね!笑
それは置いといて……
また今日みたいな事があったら大変だから、すぐ連絡とれるようにしない?」


――ということで
皆で携帯番号とメアドを教え合った


電話帳のデーターが少し増えていく……


そんな些細な事が私を嬉しくさせる――

先輩と電話やメールができるんだッ!!
(自分からは緊張するから、こればの話だけど…;;

⏰:07/01/09 00:43 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#199 [三ッ葉]
新先輩の一言に私は感謝したッ


亜「もう寮に戻った方が良いよね〜
梨緒ちゃん立てる…??」

亜梨沙先輩は、私に手を優しくさしのべてくれた……
体はやっぱり重いけど、歩くぐらいは――

私は床に足をつけて立とうとした

梨『さすがに、もう大丈ッ……!!』

ガクンッと片足が曲がる

⏰:07/01/09 00:53 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#200 [三ッ葉]
笙「無理すんなって!!」

バッと笙吾先輩が近づいてくる……嫌な予感;;


フワッ――

え…………ッ??

梨『わッ……///
私重いんで下ろしてくださいっ!!!』


笙吾先輩に体を両手で持ち上げられたッ―――

これは世間でいわれる
 "お姫さまだっこ"
だッ―――////

乙女の夢ッ!!(なのか?;;

⏰:07/01/09 01:05 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#201 [三ッ葉]
笙『こんなの余裕で軽いっつ―のッ!!!
逆にもっと食わねーとだめだろッ!??』


梨『はぁ……;;』


私がこれ以上食べたらスーパーの豚肉として売られちゃうって;;;笑


それにしても――
笙吾先輩には自覚がないのかな……??


あなたの行動の所為で私の心臓がドキドキで
破裂しそうになってるのに………/////

天然ってある意味こわいッ!!///

⏰:07/01/09 01:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#202 [三ッ葉]
――――。

そんな事を考えていたら部屋についてしまっていた;;;

ベットの上に私の体が下ろされる

梨『あっ…ありがとうございましたッ///』     
笙「どういたしまして♪
あんまり心配かけさすなよッ!?それじゃ………おやすみ、梨緒……。」

梨『おやすみなさい……笙吾先輩ッ////』


笙吾先輩は小さく笑みを浮かべて部屋から姿を消した―――

⏰:07/01/09 01:27 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#203 [三ッ葉]
ククッ―――

ん???

部屋に押し殺したような笑い声が響く……


龍「クッ……良かったな!!!お姫様だっこ☆笑」

龍也の笑い声だった;;

梨「―――ッ////」

バサッ

あまりにも恥ずかしくなり、私は頭まですっぽり布団をかぶった

⏰:07/01/09 01:36 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#204 [三ッ葉]
何だか今日は"波瀾万丈"の日だったけど
そのおかげで改めて実感した――…

   【仲間】

の大切さを。
大きな力を。


皆がいてくれて本当に良かった――って本気で思った……。


私も皆を支える様な人になりたいな〜〜

⏰:07/01/09 01:45 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#205 [三ッ葉]
でも

心の隅っこでずっと何かが引っ掛かっていた――




 "本当の笙吾先輩"


って…………何??


私は、笙吾先輩の事――何も分かっていないのかなぁ……

…………‥。

⏰:07/01/09 01:54 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#206 [三ッ葉]
次の日━━━━……‥


梨『あ〜暇だなぁ…;
もうお昼だしッ!!!』

そういって布団の上で背伸びをした……


まだ風邪が完全に治ったわけじゃないので
私は、授業は受けずに寮のベットで朝から寝ていた

学校に行かない事がこんなに暇だったなんて思ってもいなかった


もぅ大丈夫だと思うんだけどなぁ〜〜

行きたいなぁ………

⏰:07/01/09 08:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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