――CHANDAN。
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#270 [ケまきxたまケ]
「嫌いだったんだ…」
「違うよっ!!
嫌いなんかぢゃ…」
「今のなっちゃんの
言葉を…どう信じたら
良いのっ……?」
波はうつ向く。
「年下って…
やっぱり嫌だ。」
「歳は関係無いって
言ってくれたぢゃん」
波は悲しそうに呟く。
:07/02/09 13:59 :W42SA :kaqvtgBw
#271 [ケまきxたまケ]
由美子は間をあけて
「高校生とは…
やっぱり無理だった
のかもね……」
波の恐れていた
言葉が溢れた。
「もう別れる……」
:07/02/09 14:03 :W42SA :kaqvtgBw
#272 [ケまきxたまケ]
「記念日になった
ばかりなのにねっ…」
由美子はベッドから
立ち上がった。
鏡を取り出し
落ちた化粧を直す
「アドレスとか
消して良いからね…」
「俺由美の事…
嫌いになれねぇよ。
マジにごめんっ!!
こんな事して
図々しいけど…
別れたくない…」
:07/02/09 14:09 :W42SA :kaqvtgBw
#273 [ゅぃ]
…あ、愛めぇ
(>皿<)波になんてことを!でも波もいけないか(--;)てか由美ちゃんがかわいそすぎです
続き楽しみにしてます☆
:07/02/11 04:09 :P902iS :QTa5JSiw
#274 [xまきケたまx]
ゆいちゃン咐~
いつも読んでくれて
本当ありがとおII
なんかゆいちゃんだけに
書いてる気分x(笑
これからも
読んでね
要あんま出て来ないけど……(笑)
:07/02/12 01:52 :W42SA :1NwTeo6w
#275 [xまきケたまx]
ゆいは立ち上がり
波のほうを見た。
「…さよなら。」
「由美っ…――」
部屋を飛び出し
由美子を追いかけた。
「待って!!本当に!
俺っ由美の事好きな
んだけどっ!!!」
:07/02/12 01:59 :W42SA :1NwTeo6w
#276 [xまきケたまx]
由美子から返事は無く
華奢な背中は
こちらを振り返る
様子すら無かった。
「由美子ッ!!!」
由美子の手を握り
ぐいっと引き寄せる。
「痛いっ……!!」
バッと振りほどき
手首をさする。
:07/02/12 02:03 :W42SA :1NwTeo6w
#277 [xまきケたまx]
「今回の事は
本当にごめんなさい!その子の事好きになったとか無いし、
由美が1番だから」
玄関に乾いた音が
響き渡る
波の頬に
痛みがはしった。
「……最低。
好きでも無い人と
なっちゃんは
できるんだね……」
:07/02/12 02:06 :W42SA :1NwTeo6w
#278 [xまきケたまx]
「本当に無理…
その子の所行きなよ」
由美子は
走り去ってしまった。
波はその場に
呆然と立ち尽くした。
自分の愚かさと
ふがいなさ。
こんな俺なんて
死んぢまえば
良いのに。
:07/02/12 02:10 :W42SA :1NwTeo6w
#279 [xまきケたまx]
部屋に戻ると
お香の匂いが
鼻先に広がった。
ベッドに横たわると
懐かしい
バニラの香りに
包まれた。
由美子の香水の香り。
「ゆみこぉー…」
机にある
紙袋に目をやった。
:07/02/12 02:13 :W42SA :1NwTeo6w
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