――CHANDAN。
最新 最初 🆕
#1 [ケまっきーx]
2回目の小説ですy
前回の作品の
要の親友
波について
書こうと思いますI
皆さん
意見・感想を
お願いします

前回のは↓↓でず
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/1676/

⏰:07/01/08 23:35 📱:W42SA 🆔:TJPCDNg6


#2 [ケまっきーx]
      


良いか波?


どんなに辛くても


どんなに悔しくても


笑顔だけは忘れるな?

お前の笑顔は


人を助ける事ができる

忘れるなよ?


お前は
鶴田家の誇りだ。

⏰:07/01/08 23:40 📱:W42SA 🆔:TJPCDNg6


#3 [ケまっきーx]
「ばぁちゃん・・」


ジリリリリ!!!!

頭が割れそうな
けたたましい音で
波は目を覚ました。


季節は夏前なのに
汗でTシャツが濡れている

絶対地球温暖化。

波はそう呟くと
お香に手をのばした。

⏰:07/01/08 23:45 📱:W42SA 🆔:TJPCDNg6


#4 [ケまっきーx]
     


線香よりも
少し細めのお香に
ライターから火が移る

波はこのお香の香りが
たまらなく好きだった
朝目が覚めて
お香に火をつける。
しばらくベットの上で
ボーっとして・・
母さんが遅刻よーってドアをノック・・・




・・・・


「今日母さん・・
居ないんだった・・」

波は急いで飛び起きた

⏰:07/01/08 23:51 📱:W42SA 🆔:TJPCDNg6


#5 [ケまっきーx]
波は地元の高校に
通っている。


「あ!!鶴田さんの所の波くんぢゃないの!」

「あ!!おばさん!おはようございま〜す!!」
波は笑顔で
その場に立ち上まる


「今から学校?今日お母さん達居ないらしいぢゃない。」


「あぁ、名古屋にいるかなんかで・・!!」


「お母さんに玄関先にお花活けてもらったのよ。したら来る人皆大絶賛!さすがよね〜」

⏰:07/01/08 23:58 📱:W42SA 🆔:TJPCDNg6


#6 [ケまっきーx]
・・・・・。


「そうですか!!良かった!!母に言っておきますよ!喜びますから!」


「波君は活け花は?」

「俺・・・・あんま才能無いみたいで!!!」

波は笑顔で
オレンジに染まった
坊主頭を摩った。


「あら!!鶴田家の独り息子が何言ってるの」

あぁー・・
遅刻するっ!!!!!!
でもなー・・・
このおばさん優しい
からな・・・・。


「そうですね!!頑張りますわ!!ごめんなさい!!僕・・そろそろ」


波は申し訳なさそうに
手を合わせた。

⏰:07/01/09 00:07 📱:W42SA 🆔:88SAfPDU


#7 [ケまっきーx]
「あらごめんなさい!学校頑張りなさいよ!あの学校で頑張るなんて簡単でしょ?!」


おばさんは波の背中を
思いきり叩いた。


痛ってえ!!!!
おばさん加減を
知らないんだから・・

「ハハハッ!!ぢゃあ失礼します!!!」


波は笑顔を絶やさず
おばさんに会釈した

⏰:07/01/09 00:10 📱:W42SA 🆔:88SAfPDU


#8 [ケまっきーx]
学校に着く直前
チャイムの音が響いた。


「あぁーッッ!!!」


校庭で立ち上がり
荒れた息を整えた


「遅刻かよー・・」
波は呟いた。


よりによって・・
今日かよ!!
波は溜め息をついて
校舎へ足を進めた

⏰:07/01/09 00:23 📱:W42SA 🆔:88SAfPDU


#9 [ケまっきーx]
波の通う高校は
けして頭の良い学校
では無い。


ガラガラガラ・・


ゆっくり扉を開けて
辺りを見回す。


「あ!!波来た!!」


一人の声で
皆の視線が一斉に
波に集中する。


「お前声でけーよ!」
波は笑って
教室に入りこむ。

⏰:07/01/09 00:35 📱:W42SA 🆔:88SAfPDU


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