――CHANDAN。
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#86 [ケまっきーx]
  


「何してるの?」


由美子の声を聞くと
安心した気分になる


「家だよ〜!暇人」


「こんな時間におうちなんて・・偉いね」


由美子はクスクスと
静かに笑った。

⏰:07/01/15 00:29 📱:W42SA 🆔:X4XjeabM


#87 [ケまっきーx]
  


「明日何やってる?」
「明日?何も・・」

「俺んち来てよ」


「分かった。明日
講義無いから早く
行けるよっ!」

「うん!分かった!」

「・・どうしたの?」

由美子は寂しそうに
呟いた。

⏰:07/01/15 00:33 📱:W42SA 🆔:X4XjeabM


#88 [ケまっきーx]
  


「何が?」


波はお香に火を付け
ベッドに座り直した


「元気無いから・・」

あぁ・・
由美には全て
お見通しなんだな。


「別に平気だよ?
ちょっと眠いかも」


「嘘!ぢゃあ切る!
おやすみなっちゃん」

心配なんて
かけられないよ。


「ごめんな?
おやすみナサイ」


電話を切って
ゴロンとベッドに
倒れた。

⏰:07/01/15 00:37 📱:W42SA 🆔:X4XjeabM


#89 [ゅぃ]
あげ(/^^)/★

波家かたぁぁい(((・・;)波大変だあ(~_~;)

⏰:07/01/15 22:57 📱:P902iS 🆔:QcdzYA3o


#90 [ケまっきーx]
ゆいさン机
ありがとうケx
かたいですよね

⏰:07/01/16 18:07 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#91 [ケまっきーx]
   


翌日母親に
いつものように
起こされて
学校へ向かった。


「おはよ波!!!」

下駄箱で
背中を叩かれた。


「おはようさん」
波は微笑む。

そこには
中学からの同級生
美智瑠が立っていた


「ねぇ・・
相談があるんだ・・」

美智瑠が耳元で呟く


波は頷いた。

⏰:07/01/16 18:16 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#92 [ケまっきーx]
  


2人は
1限目をサボり
屋上へ向かった。


「彼氏と喧嘩した」


ポツリと美智瑠は言う


美智瑠は波が
尊敬している
先輩の妹で
年上の大学生と
付き合っている。


「あらら。何で?」


「本気で私の事
好きか聞いたんだ」


「したら何て
言ったと思います?」

⏰:07/01/16 18:22 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#93 [ケまっきーx]
  

波は首を傾げる

「ハイハイ。って言って
はぐらかしたの。
腹たっちゃった。」


美智瑠は涙目で
うつ向いた。


「彼氏にこんな事で
怒るなんて餓鬼だ
って言われたけど。」

「波にこんな事
言いたく無いけど」


黙ってきいていた
波が顔を上げる。


「大学生は
高校生に本気に
ならないと思う。」

⏰:07/01/16 18:26 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#94 [ケまっきーx]
  




「それでも良いなら
俺は良いよ。」


「え・・・?」

美智瑠は聞き返す。


「あっちが本気ぢゃ
無くったってさ?
自分がめちゃくちゃ
好きならさ・・・
俺は良いと思うよ?」

美智瑠は言葉を失う


「美智瑠が
彼氏の事どう思うか
そこなんぢゃね?」


風が強くふき
波は目を細める。
初夏のジメジメした
匂いが辺りを包む。


「なんてな!!」
波は美智瑠の背中を
思いきりたたいた。

⏰:07/01/16 18:32 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#95 [ケまっきーx]
  


「あの先輩の妹が
そんな顔になる程
いい男なんだな〜」

波は笑って
美智瑠を見た。


「・・そうよ!!
めちゃくちゃ・・
カッコイイんだから」

美智瑠は波の頭を
思い切り叩く。

「ありがとう波。」




「待って!!!
今日何曜日???」
美智瑠が苦笑い。


「今日?・・月曜日」

「あぁーーッ!!!」
2人は教室へ急いだ。

⏰:07/01/16 18:37 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


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