――CHANDAN。
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#176 [ケまっきーx]
食事をすませて
部屋に戻ると
着信があった。
<<要>>
「飯食ってた!何?」
「今から出れる?」
「良いよ!どこ?」
電話ごしは
騒がしかった。
「お前のバイト先。
暇だから遊び行った」
「マジ!?行くー!」
波はジャケットを
はおり部屋を出た。
:07/01/29 00:05 :W42SA :hg74VlA6
#177 [ケまっきーx]
「波さん?」
玄関を開ける直前に
母親と出くわした。
「ちょっと遊びに。
朝には戻るよ!」
波は靴ひもを縛り
家を出た。
母親の制止の声が
後ろから聞こえる。
:07/01/29 00:08 :W42SA :hg74VlA6
#178 [ケまっきーx]
バイト先には
見慣れたバイクが2台
止まっていた。
スタッフルームを開ける
「よっ!」
要が煙を吐く。
「お前何ここ
入ってんだよっ」
要は2週間前に
辞めたばかりだった。
「いいぢゃん!
ねぇ先輩?」
横で頷く先輩。
:07/01/29 00:11 :W42SA :hg74VlA6
#179 [ケまっきーx]
しばらく雑談を
していると
扉が開いた。
「あっ…」
3人は一斉に振り向く
「愛ちゃーん!?
今日入ってたんだ」
愛の頬は真っ赤に
染まっていた。
「先輩遊びに
来たんですかっ?」
波は頷く。
:07/01/29 00:14 :W42SA :hg74VlA6
#180 [ケまっきーx]
「今から飯食い行く
けど、愛ちゃんも
行こうよっ?ね?」
愛は戸惑い髪を触る
「でも制服?」
要は嫌そうに呟く
「平気っしょ!
どうせあそこっしょ?行こうよっ」
波は愛の頭を撫でた
「…行きたいです」
愛はうつ向いた。
:07/01/29 00:20 :W42SA :hg74VlA6
#181 [ケまっきーx]
「おっちゃーん!
こんばんわー!!」
波達の言葉に
振り向く男。
「波!要!よく来たな
ん…?彼女か?」
「ちっ…違います!
全然そんな事っ!!」
愛は手を降った。
「バイトの後輩!
可愛いでしょ〜?」
「まあ座れ。」
3人は席についた。
:07/01/29 00:24 :W42SA :hg74VlA6
#182 [ケまっきーx]
「ここね?中学ン時
から御用達なんだ。
ここのラーメン
マジうまいよっ!
要も認めた味」
要は無愛想に頷く。
「そうなんですか。
いただきます!!」
愛は美味しそうに
ラーメンを食べた。
要はしばらくして
「由美さんとは
ここ来ないの?」
:07/01/29 00:28 :W42SA :hg74VlA6
#183 [ケまっきーx]
愛の動きが止まる。
「由美ラーメン嫌い
らしんだよねー…
だから来た事無い」
要は愛の表情の変化を
見逃さなかった。
「そうなんだ。」
「先輩…彼女
いるん…ですか…?」
愛は波を直視せず
質問をする。
:07/01/29 00:31 :W42SA :hg74VlA6
#184 [ケまっきーx]
「いるよ?
喧嘩したけどね…」
波は苦笑いをして
腕を組む。
「彼女ねー
ちょっと…かなりの
ワガママちゃんなの
だから優しくしないと
泣いちゃうからさ。」
「そうなんですか…」
愛は続ける。
「私だったら…
先輩が彼氏だったら
喧嘩なんて
しないですっ……」
「ワガママも
言わないですっ…」
波は戸惑った。
:07/01/29 00:35 :W42SA :hg74VlA6
#185 [ケまっきーx]
「あっ!!
ごめんなさい…
私意味不明……」
愛は涙目でうつ向く
「いや、ありがと!!
良い子だね愛ちゃん」
波は愛の頭を
優しく撫でた。
その様子を
要はじっと見ていた。
:07/01/29 00:37 :W42SA :hg74VlA6
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