――CHANDAN。
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#90 [ケまっきーx]
ゆいさン机
ありがとうケx
かたいですよね

⏰:07/01/16 18:07 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#91 [ケまっきーx]
   


翌日母親に
いつものように
起こされて
学校へ向かった。


「おはよ波!!!」

下駄箱で
背中を叩かれた。


「おはようさん」
波は微笑む。

そこには
中学からの同級生
美智瑠が立っていた


「ねぇ・・
相談があるんだ・・」

美智瑠が耳元で呟く


波は頷いた。

⏰:07/01/16 18:16 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#92 [ケまっきーx]
  


2人は
1限目をサボり
屋上へ向かった。


「彼氏と喧嘩した」


ポツリと美智瑠は言う


美智瑠は波が
尊敬している
先輩の妹で
年上の大学生と
付き合っている。


「あらら。何で?」


「本気で私の事
好きか聞いたんだ」


「したら何て
言ったと思います?」

⏰:07/01/16 18:22 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#93 [ケまっきーx]
  

波は首を傾げる

「ハイハイ。って言って
はぐらかしたの。
腹たっちゃった。」


美智瑠は涙目で
うつ向いた。


「彼氏にこんな事で
怒るなんて餓鬼だ
って言われたけど。」

「波にこんな事
言いたく無いけど」


黙ってきいていた
波が顔を上げる。


「大学生は
高校生に本気に
ならないと思う。」

⏰:07/01/16 18:26 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#94 [ケまっきーx]
  




「それでも良いなら
俺は良いよ。」


「え・・・?」

美智瑠は聞き返す。


「あっちが本気ぢゃ
無くったってさ?
自分がめちゃくちゃ
好きならさ・・・
俺は良いと思うよ?」

美智瑠は言葉を失う


「美智瑠が
彼氏の事どう思うか
そこなんぢゃね?」


風が強くふき
波は目を細める。
初夏のジメジメした
匂いが辺りを包む。


「なんてな!!」
波は美智瑠の背中を
思いきりたたいた。

⏰:07/01/16 18:32 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#95 [ケまっきーx]
  


「あの先輩の妹が
そんな顔になる程
いい男なんだな〜」

波は笑って
美智瑠を見た。


「・・そうよ!!
めちゃくちゃ・・
カッコイイんだから」

美智瑠は波の頭を
思い切り叩く。

「ありがとう波。」




「待って!!!
今日何曜日???」
美智瑠が苦笑い。


「今日?・・月曜日」

「あぁーーッ!!!」
2人は教室へ急いだ。

⏰:07/01/16 18:37 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#96 [ケまっきーx]
  

月曜日の
1時間目の授業を
遅刻した生徒は
1週間放課後掃除



「マジごめん波」

美智瑠は申し訳
無さそうに言った。


「良いよ別に!
早くやっちまおうよ」

2人は必死に
掃除をした。


「何か雨降りそう」
美智瑠がポツリと呟く


窓を見ると
重苦しい曇が
空に広がっている。

⏰:07/01/16 18:42 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#97 [ケまっきーx]
  

「本当だ。」

「傘無いし!!」
美智瑠は掃除を進めた


「降る前に帰るべ」


波も手を動かした。

⏰:07/01/16 18:44 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#98 [ケまっきーx]
  


2人が終わった頃
雨は小さく
降りはじめていた。


「あーぁ・・」
2人は溜め息をする


「ぢゃあ俺急ぐ!
ばいばい!!!」


「あ!うん!!!」


波はズボンを捲り
走った。

⏰:07/01/16 18:47 📱:W42SA 🆔:TxZcxG7k


#99 []

更新してる---(・)
がんばってくださぃ

⏰:07/01/16 18:48 📱:D902i 🆔:☆☆☆


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