『異常』━『先輩』
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#34 [正常]
「両手を前に出してくれ。」

強張った声で、柊は先輩にそう命令した。

「嫌だ。と断ったらどうします?」

まるで柊をからかっているかの様に、先輩は質問した。

「その時は、君を殺す。」
柊は真剣に言った。

⏰:06/06/18 23:37 📱:SH901iS 🆔:BEb9St5I


#35 [(・∀・)]
怖え〜(>_<)手なくなるんかいな?むっちゃドキドキやん☆

⏰:06/06/19 00:01 📱:W32SA 🆔:EVWWEz0c


#36 [正常]
先輩は少し考えるかの様に静まり返っていたが、
「いいですよ。俺の手を譲りましょう。」
と微笑んで言って、両方の袖をめくりあげ、ゆっくりと両手を前に突き出した。

⏰:06/06/19 00:02 📱:SH901iS 🆔:mRg8FEz2


#37 [正常]
先輩の行動に、僕は驚愕した。

確かに、殺されるよりは両手を切り落とされる方がよっぽど増しだが、先輩は素直すぎる。

まるで、先輩にとって自分の両手は『身体の一部』ではなく、ただの『道具』としか認識していないかのようだった。

⏰:06/06/19 00:39 📱:SH901iS 🆔:mRg8FEz2


#38 [正常]
柊が先輩の左側に回って、僕と柊が向き合うようになった。

僕は見つかったら危険だと思い、自分の頭を物影に引っ込めた。しかし、柊の眼は先輩の両手に釘付けだった。

僕は再び顔を物影から出して、二人の様子を窺った。

⏰:06/06/19 00:40 📱:SH901iS 🆔:mRg8FEz2


#39 [我輩は匿名である]
小説ぉもしろぃです〜☆★
続きが気になるぅ(ノД ̄)
更新頑張ってさぃね♪応援してます!!

⏰:06/06/19 02:24 📱:W21T 🆔:H1QSDan6


#40 [正常]
ご声援ありがとうございます。本当に嬉しいです。
これはもう毎日更新しなければ罰当たりですね。
張り切って書き続けます。

⏰:06/06/19 06:33 📱:SH901iS 🆔:mRg8FEz2


#41 [正常]
柊が先輩の両手を左手で掴んだ。その後、右手に持っているナタを、先輩の両手首に刃を立てるようにして軽く置き、何処を切断するか考えていた。

⏰:06/06/19 07:13 📱:SH901iS 🆔:mRg8FEz2


#42 [正常]
今のうちに助けないと、先輩が危ない。

僕は、頭ではそう思っていたが、身体がいうことを効かない。柊の持っているナタがあまりにも恐ろしくて、身体が完全に硬直していたのだ。

ならば大声を出し、柊の注意をこちらへ引き付けようと考えたが、喉まで硬直していたから声を出すことも出来きず、僕は先輩をただ見守るしかなかった。

⏰:06/06/19 07:20 📱:SH901iS 🆔:mRg8FEz2


#43 [正常]
そして、切断地点を決めた柊は、大きくナタを振り上げた。

「ああっ、ちょっと待って下さい。」

柊のナタが頂点まで振り上げられたその時、先輩が何か思い付いたかのように、一旦柊を止めた。

「なんだ?」

柊はナタを振り上げたまま首を曲げ、先輩の顔を見た。途中で止められたから、機嫌が悪い声だった。

「柊さんはただ単に手が欲しいのですか?」

自分の両手が危ないというのに先輩は相変わらず冷静だった。

⏰:06/06/19 20:02 📱:SH901iS 🆔:mRg8FEz2


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