『異常』━『先輩』
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#151 [☆MIKU☆]
:06/07/07 06:34
:N901iC
:sBY3/6yo
#152 [正常]
こんな馬鹿で駄目で愚かな人間とメールをしたって、ただつまらないだけですよ。
:06/07/07 06:40
:SH901iS
:pD0NEsxM
#153 [☆MIKU☆]
:06/07/07 06:43
:N901iC
:sBY3/6yo
#154 [正常]
実は全く面白く無いのです。
メールでの私の返事は大半「ふーん」とか「へぇー」なのです。
:06/07/07 07:04
:SH901iS
:pD0NEsxM
#155 [☆MIKU☆]
:06/07/07 07:32
:N901iC
:sBY3/6yo
#156 [正常]
本当にごめんなさい。
私は本当につまらない人間なので。
でも、本当に嬉しかったです。
:06/07/07 07:37
:SH901iS
:pD0NEsxM
#157 [みぃ]
主さωッッ自分をそωな風Vニ思っナニらダメナニ"ょ(ο>△<)ナニまVニゎ自分を褒めなきゃ☆+゚
こωなVニぉもUろぃ小説書ぃてるぢャω(σ´▽)σ♪
:06/07/07 16:22
:SH902i
:H3Ap0.P6
#158 [はる
]
:06/07/07 21:17
:N901iC
:/uXguNzs
#159 [☆MIKU☆]
:06/07/08 04:51
:N901iC
:uy98.x3c
#160 [正常]
:06/07/09 00:32
:SH901iS
:v28p3ttw
#161 [正常]
突然の出来事に驚いた少女は、先輩の首筋から口を離した。少女の口元から、先輩の血液が僅かに垂れ流れた。
少女はとても苦しそうな顔をしながら、先輩の背中を叩いて必死に抵抗をした。
しかし先輩は少女を強く抱きしめ、口を首筋から離そうとしない。
:06/07/09 00:32
:SH901iS
:v28p3ttw
#162 [正常]
次第に少女は弱り始め、遂には抵抗さえしなくなった。だらりと少女の腕が崩れるように垂れ下がった。
その姿を見ていると、先輩が少女の血を吸い続けていることがはっきりと分かった。
先輩の後ろ姿が、人間では無いように見えてきて恐怖した。
:06/07/09 00:35
:SH901iS
:v28p3ttw
#163 [正常]
おどおどと震えている僕は、ふと、少女の眼と合ってしまった。
少女の眼は虚ろで、今にも死にそうな感じだった。
その眼が僕に、『助けて』と訴えかけてきたのだ。
少女の危険を察した僕は、「先輩っ!!」と、大きめな声で呼び掛けた。
それを合図に、先輩が我に返ったように少女の首筋から口を離し、抱きしめている腕も緩めた。
開放された少女は、先輩に噛まれた箇所に手を当て、フラフラになりながらも僕達に背を向け、逃げるように歩いて行った。
:06/07/09 00:42
:SH901iS
:v28p3ttw
#164 [正常]
うなだれている先輩は、すっと立ち上がった。
僕は心配して、先輩の顔を覗いてみた。
先輩は少し憂鬱そうな顔をしていて、独り言のようにつぶやいた。
「しまった。飲み過ぎた。」
その言葉に僕は引いた。
他人の血液を飲むこと自体恐ろしいが、飲み過ぎたことを残念がる先輩がそれ以上に恐ろしかった。
:06/07/10 00:10
:SH901iS
:i2D2mHUQ
#165 [正常]
「あなた達は吸血鬼ですか?」
怯えた声で僕は先輩に訊いた。冗談無しに訊いた。
そしたら先輩がこちらを振り向き、憂鬱だった顔が笑いだした。
「吸血鬼って、2本の牙があるらしいね。」
そう言うと、先輩は首筋にある、少女に噛まれた傷痕を僕に見せた。
「でも牙が刺さった痕なんて、ひとつも無いよ。」
確かにそんな痕は無かった。
:06/07/10 00:15
:SH901iS
:i2D2mHUQ
#166 [正常]
けど、皮膚が無惨に引き千切られていて、未だに血液が流れている。牙が刺さるより、こっちのほうが凄まじく痛そうだった。
「もちろん、俺にも牙なんて無いよ。口開けようか?血で口の中は紅いけど。」
「いいえ、開けなくて良いです。開けないで下さい。」
僕は直ぐさま断った。
:06/07/10 00:17
:SH901iS
:i2D2mHUQ
#167 [正常]
「それにしても、何故あの少女は血を欲しがるんですか?」
先輩なら何か知ってそうな気がして尋ねてみた。
「何故って、あの子は血が好きだからじゃないの?」
先輩は当然かのように答えた。
「血を好んで飲む人間なんて有り得ません!」
「有り得てたよね?さっき。」
少し強めに言った僕を、先輩がなだめるように言い返した。
:06/07/10 00:20
:SH901iS
:i2D2mHUQ
#168 [正常]
「あの子、俺の血を貧るように飲んでいたよね?好きじゃなければ、あそこまではしないと思う。」
そう言われると、反論が出来ない。
「それに…血の味も結構病み付きになるよ。」
先輩がその時見せた冷たい笑い。
絶対零度の、身体が凍えるのではないかと思ってしまうほど、冷酷な笑い。
その笑いを見て、僕はもちろん固まった。
「なんてね。さて、そろそろ帰ろうか。」
先輩の冷たい笑いは柔らかい微笑みえと変わった。そして、脱いだ上着をまた着て、公園から出ようとした。
解凍した僕は、直ぐに先輩の後を付いて行った。
:06/07/10 00:24
:SH901iS
:i2D2mHUQ
#169 [☆MIKU☆]
:06/07/11 00:02
:N901iC
:b8qdP3a6
#170 [みんみんシ]
あげます(◇′3`シ)主様頑張って~イ
:06/07/12 19:39
:W41CA
:5w6HRMfY
#171 [正常]
>>169>>170ありがとうございます。
そして本当に申し訳ありません。かな−り遅くなりました。
もう、ホントにもう、自分が情けないです。
少しですが更新します。
ホントスミマセンデシタ。
:06/07/13 03:29
:SH901iS
:sPJPwmpY
#172 [正常]
先輩と別れた後も、少女の事を考えた。彼女がどのようにして生きているのか、僕は知りたかった。
そして翌日。
退屈な授業も終わり、いつものように部活へと向かった。
僕はちょっとした提案を思いついていた。
もしもこの日もあの少女が公園にいたら、彼女が帰るまで隠れて待ち、帰る時に気付かれないよう跡をつけるという案だ。
つまり尾行である。
僕だって、こんな人格を疑われるようなことはしたくない。だが、せめて、少女がどのような建物に住んでいるのかは知っておきたかった。
:06/07/13 03:30
:SH901iS
:sPJPwmpY
#173 [正常]
問題は先輩がこの案に食らい付くかどうかだ。
普通の人なら、軽蔑の眼をして断るだろう。何てったって、幼い少女の跡を追うのだ。
しかし、平気で少女を観察する先輩なら提案にのってくれるだろう。
僕はそう予測し、部活を行うことにした。
だが、肝心の先輩がいつになっても部活に来ない。
他の先輩に訊いてみると、学校には来ていたらしい。どうやら、先輩は部活をサボったようだ。
「こんな時にサボりやがって。」
僕は少し機嫌が悪くなった。
:06/07/13 03:35
:SH901iS
:sPJPwmpY
#174 [正常]
これでは、少女の尾行は僕1人でやることになってしまう。さすがにそれは嫌だった。
僕は少し悩んだ末、尾行は諦め、部活が終わる次第さっさと自宅に帰ることにした。
:06/07/13 03:37
:SH901iS
:sPJPwmpY
#175 [みんみんシ]
わ〜更新されてるイどうなるのかな…
どきA(イ'ト`)"
ゆっくりでいいので無理せず更新してくださいね('v'Pq)N
この小説最後まで読みたいと思うほどハマりましたIN
頑張ってください
:06/07/13 23:04
:W41CA
:UGrjm3SI
#176 [我輩は匿名である]
前にGOTHのこと言った者です。
私も乙一の作品大好きですよ(´∪`)
特にZOOの"SEVEN ROOMS"がツボです。
関係ない話しちゃってすいませんソ
:06/07/13 23:32
:W41H
:I/HXhD0g
#177 [☆MIKU☆]
:06/07/14 13:13
:N901iC
:sdxNWpho
#178 [☆MIKU☆]
:06/07/16 07:33
:N901iC
:uxLB9Fd2
#179 [正常]
>>175このようなしょうもない小説を読んで頂き、ありがとうございます。最後まで書けるかどうか分かりませんが、出来る限り力を尽くします。
>>176『SEVEN ROOMS』は私も好きです。部屋によって、排水溝から流れる死骸を見る回数が異なるのが、素敵だと思いました。
>>177>>178いつもありがとうございます。言葉に表せないほど、とても嬉しいです。
休日はこんな中途半端な時間に更新します。私は変に気まぐれなので。
夜にまた更新するかもしれません。もしかしたらしないかもしれません。私は気まぐれなので。
:06/07/16 14:45
:SH901iS
:SEUbjeEo
#180 [正常]
部活終了後、直ぐに帰る支度を調え、いち早く部室から出て行った。
学校の駐輪場に置いてある自分の自転車の所まで足を運ぶと、深い溜息をついた。先輩がいなくてつまらないのか、それとも恋しいのか、どちらにせよ先輩に対する溜息には間違いなかった。
:06/07/16 14:47
:SH901iS
:SEUbjeEo
#181 [正常]
とりあえず、今の時間をケータイで確認することにした。
先輩と部室に残っている日が続いたから、さぞかし早い時間帯なんだろうなと思い、学制ズボンの右ポケットに入っているケータイを取り出して、それを開いた。
すると、1通のメールが届いていた。しかもそれは先輩からのメール。
僕は急いでそのメールの内容を確認した。
【部活が終わったら、昨日の公園に来てほしい。君の知りたいことが分かるかもしれないよ?】
メールにはこう書かれていた。
:06/07/16 14:50
:SH901iS
:SEUbjeEo
#182 [正常]
僕の知りたいこと。
それはあの少女のこと。
僕はケータイを押し込むようにポケットに入れ、自転車のスタンドを勢いよく蹴った。そして自転車に飛び乗ると、力いっぱいペダルをこいだ。
部活をサボるなら僕も誘ってほしかった。
心の中でそう悔やみながら、僕は昨日の公園へと向かった。
:06/07/16 14:52
:SH901iS
:SEUbjeEo
#183 [☆MIKU☆]
:06/07/17 13:36
:N901iC
:qeuALe1s
#184 [正常]
>>183こんにちは。
スミマセン。ことごとく約束を破りました。非常に申し訳ありません。
いつもありがとうございます。本当に感謝です。
:06/07/17 15:13
:SH901iS
:cVuoGIoY
#185 [正常]
多分、昨日よりも公園に着くのが速かった。
僕は公園付近に自転車を停め、息を荒くしながらその淋しげな公園の中に入って行った。
とにかく僕は、昨日少女が座っていたブランコまで走った。
しかしそこには先輩も少女も誰もいなかった。
:06/07/17 15:13
:SH901iS
:cVuoGIoY
#186 [正常]
僕はゆっくりと深呼吸をし、自分を落ち着かせた。
「慌てることは無い。とりあえず、公園の外で先輩を待とう。」
そう自分に言い聞かせ、回れ右をした。そして、公園の出入口に向かって歩き出した時、それは現れた。
:06/07/17 15:15
:SH901iS
:cVuoGIoY
#187 [正常]
いきなり、僕の学生服が後ろから引っ張られている感じがした。
僕は反射的に後ろを振り向いた。だが、誰もいない。
いや、いなかったのではない。見えなかったのだ。
僕は視線を少し下げると、それはいた。
白い肌、白い服、そして、白い髪。
昨日の少女が後ろの学生服の裾を掴んで引っ張っていたのだ。
:06/07/17 15:18
:SH901iS
:cVuoGIoY
#188 [正常]
驚いた僕は身体ごと勢いよく振り向いて、少女の手から裾を引き離した。
一体…いつの間に?
僕が少女の急な出現に怯んでいると、彼女は次に学生服の前の裾を掴んできた。
少女がゆっくりと顔を上げ、僕の眼と合った。
硝子細工のような彼女の眼はとても澄んでいて、ずっと見ていると、魂が吸い取られるのではないかと思うくらい、美しいかった。
しかし、その眼には先輩と同じように、冷たく凍てつくものがあった。
:06/07/17 15:21
:SH901iS
:cVuoGIoY
#189 [正常]
少女の口が静かに開いて声を出した。
「血ぃ、ちょうだい。」
少女が血を、ねだってきた。
先輩が少女に血を吸われた跡を思い出した。その傷跡はとてつもなく酷くて痛そうだった。
そして今、僕にもその傷跡が造られようとしている。
…絶対、嫌だ。
身の危険を感じて、逃げようとした。しかし、身体が動かない。
少女に袖を掴まれているが、身体が動かない理由はどうやらそれだけではないようだ。
おそらく、僕は彼女に恐怖を感じていたのであろう。
血の味を知る彼女に…。
:06/07/17 18:42
:SH901iS
:cVuoGIoY
#190 [通りすがり]
ドキドキ(・∀・)
:06/07/17 18:49
:SH901iS
:1UXCefYY
#191 [みんみんシ]
わ〜♪毎回ドキドキですな(ノω≦)
主様とても文章書くのウマイから頭にリアルな映像が浮かんよりで臨場感がよりでますよ〜(ノ´∀`*)ノ
妄想力かき立てられます 笑
焦らずにいままでどうり素敵なお話書いてくださいね>▽<
長文失礼しました〜(★´V`pq)
:06/07/17 21:16
:W41CA
:x0p125es
#192 [りな]
:06/07/18 12:54
:F700iS
:wTdWZRAw
#193 [
ちゅん
]
:06/07/19 00:59
:N902i
:8N2X229M
#194 [
ちゅん
]
:06/07/19 01:01
:N902i
:8N2X229M
#195 [ミサ
]
:06/07/19 20:41
:P901i
:tlwLqWnA
#196 [☆MIKU☆]
:06/07/21 17:49
:N901iC
:jY/kpK5g
#197 [正常]
>>190-196皆様のご声援、本当に有り難いです。猫が自分に懐いてくるくらい嬉しいです。心を込めて感謝します。
最近、もうひとつの小説を考えているため、少し更新が遅くなります。ご了承下さい。
:06/07/21 23:16
:SH901iS
:K0EMaSZ6
#198 [正常]
少女が僕の袖を下に引っ張った。その微弱な力に僕は容易く従い、足の力が抜け落ちるようにして地面に膝を付いた。
少女はおもむろに僕の学生ボタンに手を掛け、上から1つ1つ、それを器用に外し始めた。多分、僕の首筋に噛み付き易くするためにボタンを外しているのだろう。
少女は全てのボタンを外すと、僕の首筋が剥き出すように学生服をずらした。
:06/07/21 23:20
:SH901iS
:K0EMaSZ6
#199 [正常]
少女は先輩を噛んだ所と同じ、左側の首筋に視線を向けた。
そして、少しずつ少しずつ彼女の小さな顔は僕の首筋までの距離を縮めていった。
白く長い髪で隠れている少女の首筋には、昨日先輩が造った歯跡がくっきりと残っており、血が固まって淡い紅色のカサブタが形成されていた。
恐怖で動けない僕はそれをぼーっと眺めていた。
:06/07/21 23:23
:SH901iS
:K0EMaSZ6
#200 [正常]
少女の唇が僕の首筋に触れた。とても柔らかい感触だった。
ああ、噛まれるな。
そう思った時、少女の動きが止まった。彼女は首筋を噛まずに何か考えているようだった。
しばらくして、少女は再び動き出した。しかし、彼女の顔は僕の首筋から遠ざかってゆき、ゆっくりと僕の顔へと近付いてきたのだ。
そして遂には、互いの顔の距離はゼロに達し、少女の唇と僕の唇が触れ合ってしまった。
:06/07/21 23:27
:SH901iS
:K0EMaSZ6
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