『異常』━『先輩』
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#260 [正常]
「扉…ですか?」
地面に扉があるなんて、なんだかおかしい話だと思った。
「まー、扉と言ってもそんな大層なものじゃないけどね。四角いマンホールの蓋の端に、取っ手が付いている感じかな。」
「それじゃあ、少女は消えたのではなく、その扉を開け、中に入って行った…ということですか?」
僕が訊くと、先輩は答えた。
:06/08/15 12:54
:SH901iS
:PMyooNgM
#261 [正常]
「そういうことさ。取っ手を持ち上げて扉を開けると、金属が擦れ合い、うねり声のような鈍い音を発する。その音が、林の外で聞こえた奇妙な物音と全く同じだったんだ。」
つまり少女は、間違いなくその扉を開けたことを示している。
なるほど、と僕は納得した後、次にこう問いただした。
「扉の向こうはどうなっていたんですか?」
:06/08/15 13:03
:SH901iS
:PMyooNgM
#262 [正常]
先輩は教えてくれた。
「深さが3m位ある穴があったなぁ。穴の脇に手足を掛ける所があった。それを使って下りてみたら、かなり狭い通路と繋がっていた。」
「も、もしかしてその通路の向こうに…。」
僕が言いかけた時、先輩が続けるように言った。
「ああ、白い少女の住み処が、そこにある。」
:06/08/15 13:05
:SH901iS
:PMyooNgM
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