『異常』━『先輩』
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#342 [正常]
夫人が墓参りに出かける時間帯は、僕らの学校が終える時間帯とほぼ同じだった。だから先輩が屋敷に訪れた時には夫人は既に墓参りに行っており、使用人と話すことが出来たのだ。
「屋敷については大体解りました。それで、その使用人の男性から白い少女について何か聞き出せましたか?」
僕が本題に切り出す。先輩は落ち着きながら応えた。
:06/09/24 02:56
:SH901iS
:UZFcINao
#343 [正常]
「彼に質問してみた。急に失礼ですが、夫婦の間にお子さんはいらっしゃいますか?ってね。けど、子供はいないだってさ。」
結局あの少女について分からず仕舞いかと、僕は落胆した。しかし先輩は気にせず喋り続けた。
「次に俺はこんな質問をした。何故、庭の手入れをしている時でも、または屋敷内にいる時でも、屋敷のドアに鍵を掛けるのですか?ってね。」
:06/09/24 02:59
:SH901iS
:UZFcINao
#344 [正常]
屋敷内にいる時でも、使用人の男性は鍵を掛けているなんて初耳だった。
先輩は最初に屋敷を訪れた時、屋敷の1階の窓を覗いたそうだ。すると1人の男性が掃除している姿を眼にしたと言う。その男性は、お茶を共にした使用人であった。
「屋敷の中にいるのに鍵を掛けているなんて、確かに変ですね。」
でも、他人の家の窓から勝手に中を覗く先輩はもっと変だと思った。
:06/09/24 03:03
:SH901iS
:UZFcINao
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