『異常』━『先輩』
最新 最初 🆕
#368 [はな]
お久しぶりデス
更新楽しみにしてるので、これからも頑張って下さい(´∀`*)

⏰:06/09/29 16:58 📱:P701iD 🆔:vwALP6ow


#369 [正常]
皆さん…涙が出るほど嬉しいです!!てか今さっき涙出ました。

皆さんのご声援を見る度、凄く元気が出ます。本当に感謝です。

更新が遅くなった分、今日は大量に更新します!!


>>357
からです。

⏰:06/09/30 21:18 📱:SH901iS 🆔:CO.6ImKM


#370 [正常]
「これが彼が話した、少女の『全て』さ。
それにしても、これじゃあ箱入りと言うより、ただの監禁だね。」

先輩が笑いながら言った。

僕は夫人に対して怒りを感じていた。自分の娘を人形の様に扱っているみたいで、それが許せなかった。

⏰:06/09/30 21:20 📱:SH901iS 🆔:CO.6ImKM


#371 [正常]
「先輩は…少女が可哀相だと思わないのですか?」

怒りも、悲しみも、一切感じていない様子である先輩に僕は尋ねた。

「可哀相?何故、彼女が可哀相だと思った?」

先輩は眉をひそめた。

「えっ?」

質問を質問で返され、僕は戸惑った。

⏰:06/09/30 22:03 📱:SH901iS 🆔:CO.6ImKM


#372 [正常]
「これほど母親から愛情を注がれている子供なんて、全国捜し回ってもそうそういないよ。ただ、注ぎ方を少し間違えただけ。
それに、彼女は地下通路を使って外に出ているけど、ちゃんと地下室に戻っている。しかも夫人が墓参りに戻って来る前にね。」

「それがどうしたと言うんですか?」

先輩の言いたいことが理解出来ない僕を馬鹿にするかのごとく、先輩はわざとらしく溜息をついた。

⏰:06/09/30 22:05 📱:SH901iS 🆔:CO.6ImKM


#373 [正常]
「もし、本当に彼女が、地下室での生活が辛いと思うなら、そのまま隠し通路から外に逃げ出し、2度と屋敷には戻って来ないはずだよ。なのに彼女は屋敷の地下室に戻って来た。
それと彼女は、夫人が墓参りに行っている時間帯に地下室を出る。それは『地下通路の存在をばらしたくないから』という理由もあるが、『母親に心配をかけさせたくないから』という理由もあるのではないかな。」

そう言われると、少女のことを一概に『可哀相』と見なすのは、誤りかもしれない。

⏰:06/09/30 22:06 📱:SH901iS 🆔:CO.6ImKM


#374 [正常]
けど…


「けど、やっぱり地下室に閉じ込めっぱなしというのは、良くないと思います。少女にはもっと様々な光景を見てほしいし、陽の暖かさや風の心地良さを肌で感じてもらいたい…そう僕は望んでます。」

我ながら臭いセリフを吐いた。

⏰:06/09/30 22:08 📱:SH901iS 🆔:CO.6ImKM


#375 [正常]
「そうは言っても、あんな幼い子供を独りでフラフラ歩かせて良いと思ってる?
今まで外に出歩いて、何も身に起きなかったのが奇跡的なくらいだ。」

「いやいや、誰かさんが少女を貧血という危ない目に会わせようとしましたよ。」

僕の発言を無視して、先輩は話を進めた。

⏰:06/09/30 22:09 📱:SH901iS 🆔:CO.6ImKM


#376 [正常]
「だから使用人に言ってあげたよ。
少女を外に出すのは危険過ぎる。今すぐ地下通路を塞ぐべきだ、てね。」

先輩は冷ややかな笑みを浮かべた。


この悪魔め。それじゃあ夫人と同じではないか。
僕は先輩を睨み付けた。

⏰:06/09/30 22:13 📱:SH901iS 🆔:CO.6ImKM


#377 [正常]
すると先輩は腹を抱えて途端に笑い出した。

「冗談だよ、ジョーダン。そんなこと言ってないって。腹が痛くなるからその顔やめてくれ。」

どうやら先輩は僕をからかったらしい。1発先輩を蹴りたいと思った。

⏰:06/09/30 22:15 📱:SH901iS 🆔:CO.6ImKM


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194