『異常』━『先輩』
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#88 [正常]
ちなみに僕の所属する部活は卓球部である。
部員は部室で一旦準備し、必要な物だけ体育館に持って行き、部活を行う。
僕はなるべく早く準備し、体育館に行こうとした。しかし、後ろから誰かに呼び止められた。僕は声の主が誰だか分かったが、反射的に振り向いてしまった。
僕を呼び止めたのは、昨日廃工場にいた、あの先輩だった。
:06/06/26 00:29
:SH901iS
:SJeJ5xvI
#89 [正常]
「部活の練習、一緒にやらない?」
先輩が誘ってきた。
もちろん、後輩の僕には拒否権がなく、受け入れることしか道がない。
結局僕は、先輩と顔を合わせっぱなしになるという、一番望んでいない状況に陥った。
:06/06/26 07:21
:SH901iS
:SJeJ5xvI
#90 [オレ様]
授業よりこっちに集中してます(◎´∪`)ワラ
:06/06/26 12:36
:P901iS
:G16tPdsU
#91 [(・∀・)]
主ガンバれ!!!!楽しみにしとりますo(^-^)o
:06/06/26 21:04
:W32SA
:1kR2itiA
#92 [正常]
>>90>>91あ、あ、ありがとうございます。
嬉しいです。嬉しすぎて蒸発しそうです。てかもう下半身が蒸発してます。
更新がダラダラと遅いですが許してやって下さい。しかしなるべく早く更新するよう努めます。
:06/06/27 00:36
:SH901iS
:bVU5bniQ
#93 [正常]
先輩との会話もなく、ただひたすらボールを打ち続けた。
気まずい空気が、僕に重くのしかかった。しかし時間が経つにつれ、その空気は薄くなり、身体が軽くなった。先輩と打っているのが楽しい、そう感じてきたのだ。
先輩と僕は部活が終了しても練習をやり続けた。
ボールの打球音だけが、体育館中に広がった。
:06/06/27 00:37
:SH901iS
:bVU5bniQ
#94 [正常]
二人が部室に戻った時には他の部員は既に帰っていて、部室内には誰もいなかった。
僕と先輩は部室にあるパイプイスに座り、少し休憩することにした。
「わるいね。遅くまで練習を付き合わせちゃって。」
先輩が静かに口を開いた。
「いいえ、気にしないで下さい。」
部活中、あまり喋らなかったから、上手く声を出すのが難しかった。
「それに、楽しかったです。」
僕は付け加えるように言った。
:06/06/27 22:33
:SH901iS
:bVU5bniQ
#95 [正常]
「俺も楽しかったよ。」
先輩が僕に微笑んだ。
僕は先輩の笑みを見て、少し顔が熱くなった。先輩から眼を逸らし、スポーツタオルで顔を覆う様にして汗を拭いた。
何だか少し嬉しい気持ちになった。
:06/06/27 22:36
:SH901iS
:bVU5bniQ
#96 [正常]
「それはそうと、昨日のことは秘密にしといてほしい。」
先輩のその言葉が、僕の嬉しい気持ちを消した。
僕はタオルをそのまま顔に当てながら、昨日のことを鮮明に思い出した。
先輩は続けて言った。
「いや、別に話してもいいけどさ。どうせ誰も信じないと思うし。けど、変な噂が流れたりすると厄介なんだよ。」
『変な噂が流れると厄介』
先輩にとって昨日の出来事は、その程度に過ぎないらしい。僕は唖然とした。
「はぁ…まぁ…分かりました。」
元から人に話すつもりはなかったが、僕はタオルを顔から離し、返事をした。
:06/06/27 22:41
:SH901iS
:bVU5bniQ
#97 [正常]
先輩はパイプイスから立ち上がり、帰る支度を始めた。
僕は先輩に尋ねたいことがあった。しかし、これは尋ねてはいけないことだと思った。
先輩は支度を整え、帰ろうとする。
昨日と同じく、じゃあねと言って先輩はドアに手をかけた。
:06/06/28 00:21
:SH901iS
:XJjpwk1k
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